健康のための自宅サウナという選択肢

そろそろリフォームしようかな、、と考えるきっかけは人それぞれです。
住まいそのものが古くなり劣化箇所が目立ってきたからとか、家族が増えてライフスタイルが変わりつつあるからとか、そのような背景がほとんどですが、要するに現状への不満があってリフォームを考えていると。
キッチンやトイレ、浴室・洗面所といった特定の場所のリフォームから、住まい全体をフルリフォームしたいという要望まで様々です。
そして、最近よく聞くのが、自宅や別荘にサウナ施設を導入したいというご相談。
『サ活』という言葉があるくらいですから、サウナ愛好家の方が「自宅にサウナを作っちゃおう」と考えるのは当然ちゃ当然かもしれません。
(ちなみにサ活とはサウナ活動を略したもので、サウナと水風呂に交互に入って心身ともにリフレッシュすることを指します)
サウナは、基本的にいわゆるスーパー銭湯だったり旅館に行かないといけないので、頻繁に利用する人にとっては、移動時間や料金を加味すれば自宅に作ってしまった方がコスパは良いと言えます。
ユニットバスをリフォームしてミストサウナをつけるのだったら、おそらく200万前後で足りるでしょうから、長期のスパンで考えると安上がりに済みます。
また、不特定多数の人が利用する温泉施設は衛生上抵抗があると考えたり、細かな理由は沢山あると思いますが、いずれにしろサウナリフォームの声は確かに上がっています。
大好きなサウナがすぐそばにある環境は、サウナを愛する人にとって大きなメリットですし、サウナから出てそのままぐっすり就寝できるのも魅力的です。
ただ、浴室のリフォームではなくて、サウナそのものを設置したいだとか、埋め込みたいといった要望になってくると初期費用は200万じゃ効きません。
その二倍から三倍はかかると試算しておいてください。
それに水風呂を用意しなくちゃなりませんし、急にサウナに入りたくなっても適温になるまで待たなければならないし、定期的なメンテナンスも勿論必要になってくる。
デメリットばかり目立ちますねw
ですが、何もせずボーッとできる特別なプライベート空間が自宅に作れると考えるとどうでしょうか。
瞑想状態が続けばストレスが軽減されるので、心の健康に一役買うのは言うまでもありません。
しかも、身体の老廃物も流してくれるし、ヒートショックプロテインにより細胞の活性化が望めるので、美肌・アンチエイジング効果が期待できるわけです。
このようにメンタル的にもフィジカル的にも、良い影響を与えてくれる部屋(サウナ)が常に自宅にあるというのはどこか安心を覚えるもの。
これから何十年も健康で生き続けるための投資と考えれば、自宅サウナは特段高い買い物でもないと思います。
日本は長寿大国ですが、足腰が丈夫で食欲も旺盛、活力も十分に兼ね備えている健康な高齢者の方はあまり多くありません。
大切な家族のためにいつまでも元気で居続けることは大人の責務です。
未来に目を向けて健康に気遣う姿勢が重要ですね。