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豊かな人生をおくるために必要なもの

新型コロナウイルス感染症の位置付けが先月八日から5類へ移行したからか、北軽井沢でもマスクを外している人を多く見かけるようになりました。

私も外すようになりましたが、マスク生活が長かったせいかどうも妙な違和感があります。

付けてないと落ち着かないようなそんな感じでしたが、最近慣れてきまして、息苦しさとは無縁な生活を満喫しています。

マスクの着用は現状個人の自由ですが、やはり顔全体が見れるとどこか安心しますよね。商売をしていると尚更そう感じます。

久しぶりに会う方と喋っていると、コロナ禍をうまく利用して、趣味に勤しむ人が案外多くてですね。

まぁそれもそうですよね。

趣味は、言うなれば日常では味わえない新しい世界に足を踏み入れることなので、毎日毎日働き詰めの生活を送っていれば、なかなかそんな余裕はできないです。

が、コロナ禍という特異な状況下にあれば話は違ってきます。

半ば強制的に家に引きこもる事を強制され、仕事も自宅から行うようになれば、幾らか生活に余裕が出てくるようになる。

生活の余裕というか、普段考えないような事を思い付く時間的な余裕が増えると言った方がいいかもしれませんが、とにかく脳に余白ができると。

リモートワークでの勤務になれば、通勤時間が無くなりますし、それに伴う諸々の準備の時間も綺麗さっぱり消えてなくなりますからね。

その空いた(ヒマな)時間で、なにかをやってみようと考え、やがて立派な趣味になってしまったということです。

自炊をするようになって料理に目覚めた人もいますし、筋トレやヨガにハマり、しなやかな肉体美を手に入れた人もいて、なんとも羨ましい限り。

私はといえば、森の中を散策したり、ガーデニングや家庭菜園をしてみたり、ドリップコーヒーを美味しく淹れてみたりと、仕事に励みつつも毎日変わらない日々をおくっていました。

これらも趣味といえば趣味ですし「そんな生活してみたい!」と思う方もいるかもしれません。

北軽井沢のような都会の喧騒から離れた場所では、意識しようがしまいがヒマな時間ができてしまうので、生活そのものの中に趣味が溶け込んでしまうのは、田舎民の特権かもしれませんね。

日々の生活をそれとなく過ごしているだけなのに、ライフスタイルそのものが趣味(のようなもの)になると、人の幸福度はきっと上がっていくと思います。

自分の好きなことに没頭したり、続けていても苦じゃないことに時間を惜しみなく注ぎ込むことができる環境というのは、なかなか見つけられないものです。

多くの趣味を抱えることは、そのまま人としての懐の深さや厚みに繋がっていきますよね。

色々な世界を知り、それぞれの分野の奥深さに触れることで、人生は確実に豊かになっていく。

都会で働いていると仕事に忙殺されて、プライベートな時間を作るのは難しいですが、例えば『水曜日の21時から22時までは絶対にスマホは見ない!』などといったルールを設けて、まずは自分と向き合う時間を作ってみてもいいですね。

もちろん北軽井沢に足を運んでもらい、強制的にヒマな時間を過ごすのもアリですよ。

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