平屋の別荘のおしゃれな作り方4選!平屋ならではの注意点もご紹介!

平屋の住宅の人気は年々高まっているといわれています。
しかし、広い土地が必要なので都内で平屋の住宅を作るとなると莫大な土地代がかかってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、田舎で平屋の別荘を作ることです。
せっかくなら、おしゃれな別荘にしたいもの。
外観や内装にこだわればその場所にいるだけで気分が明るくなり、日々の疲れも癒すことができます。今回は、平屋の別荘のおしゃれな作り方と平屋を建てるときの注意点をご紹介します。
目次
おしゃれポイント①天井を高くする
一般的な2階建て住宅の天井の高さの平均は2.4~2.5メートルといわれています。
平屋の場合、2階部分がないので天井を高く作ることができます。
天井の高さを3メートル以上にすると、実際の部屋の広さ以上に解放感を感じることができます。
また天井が高い分、窓も大きく作ることがきるので部屋に光を多く取り込むことができます。
太陽の光が多く部屋に入ることで、別荘全体が明るい印象になります。
おしゃれポイント②中庭を作る
平屋の大きなメリットは自然を感じやすいところです。
2階建ての場合、中庭を作ることは難しいですが、平屋の場合は間取りを比較的自由に決めることができます。
中庭を作ることで外に出ることなく気軽に自然を感じることができるのでおすすめです。
また、中庭は家の外と接していないのでプライバシーを確保することができます。
お子さんのいる家庭では、車との事故などの心配もなく外で遊ばせることができるのでより楽しい別荘ライフを送ることができます。
おしゃれポイント③照明にこだわる
照明は家全体の雰囲気を作り出す役割をします。
シーリングライトではなく、埋め込み型のダウンライトを複数組み合わせることによって部屋全体に陰影が生まれます。
この陰影が部屋全体をおしゃれにしてくれるポイントです。
埋め込み式の照明は後から付けようとすると時間や手間がかかってしまうので、別荘を作るときに最初から計画しておくのがおすすめです。
またブラケットライトという壁付けの照明を用いることで壁面を強調することができます。
そうすることで、部屋に奥行きがあるように見せたり、天井を高く見せたりすることができます。
メインの照明ではありませんが、こうした補助照明を使うことで部屋をよりおしゃれに見せることができます。
おしゃれポイント④間取りに畳を取り入れる
平屋の別荘は和風のテイストがよく合うので、畳を取り入れるのがおすすめです。
部屋の一部に畳スペースを作ることで別荘全体が優しく柔らかい印象になります。
またお子さんの遊びスペースやお昼寝スペースにもなるので利便性にも優れています。
畳は定期的に換気や手入れをしないと劣化が早く進んでしまうので、頻繁に別荘に滞在できるという方におすすめできます。
工夫次第でおしゃれな空間を演出できる平屋の別荘ですが、いくつか注意点があります。
注意点①固定資産税が高くなる
平屋の別荘を作るには、広い土地が必要です。
生活に必要な床面積以上の土地を確保しなければなりません。
当たり前ですが、土地が広ければ広いほど固定資産税は上がります。また、建物の基礎の面積が広いほど資産価値が高いと判断されるので固定資産税が高くなってしまいます。
別荘を建てて終わりではなく、維持費がかかることを忘れてはいけません。
特に平屋の別荘の場合、2階建ての別荘と比べて固定資産税が上がってしまうので注意が必要です。

注意点②浸水のリスク
海や川の近くに平屋を建てたいと考えたときに気になるのが、地震等の自然災害が引き起こす浸水被害です。
2階建ての別荘では2階に避難することができますが、平屋の別荘の場合は家全体が浸水してしまう可能性があります。
2階部分がないため、洪水が起こった際の避難場所を近くに確保する必要があります。
別荘地には高い建物が少なく、隣の別荘が2階建てだったとしても所有者がいつでも滞在しているわけではないため避難できるとも限りません。
平屋の別荘を作りたいと考えた際には、ハザードマップを確認して洪水のリスクがない場所に別荘を建てるのがおすすめです。
注意点③プライバシーの確保
平屋の場合、家全体が外部と接しているためプライバシーの確保が難しくなります。
洗濯物を干す場所に困るケースや気軽に窓を開けにくいといった話もあります。
平屋の別荘を作るときには、プライバシーを守る工夫が必要です。
費用が掛かってしまいますが、外構工事を行うことでプライバシーや防犯対策にもなるのでおすすめです。
まとめ
今回はおしゃれな平屋の別荘の作り方と平屋ならではの注意点をご紹介しました。
間取りの自由度も高く、工夫次第で素敵な別荘を作ることができます。
注意点がいくつかありますが、事前に知っておくことで対策ができます。
ぜひ平屋の別荘を作る際の参考にしてみてください。