別荘を買うとはなにを意味しているのか

このブログでも何回か言ってますが、政府主導のリモートワーク推進の動きが活発になり、いま多拠点生活に興味をもつ方達が増えています。
おかげさまで、北軽井沢のあやめヶ原別荘地にも多くの問い合わせを頂いております。
北軽井沢は東京まで約二時間で行けるという好アクセスな立地なので、地方での暮らしを意識し始めた都心在住の方達にとって、購入するには悪くない場所だと思います。
軽井沢ほど高くないですし、はっきり言ってかなり安いですからね。


ただ、だからといって勢いや不動産会社の営業マンの口車に乗せられて、別荘を購入しても、待っているのは「買って失敗したかも、、」という後悔だけです。
不安点や疑問点を完全に解消し、心の底から納得するまで別荘を購入してはならないということですね。
「そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、実際そうでもないんですよ。
・めちゃくちゃお買い得な物件です!
・この機会を逃すと次にいつ出るかわかりませんよ
お気に入りの地の別荘を買いたいあなたが、そんな言葉を投げかけられたらどう感じるでしょう?
他の人に先を越されるかもしれないし、実際に安いし、、と考え、早急に契約のハンコを押してしまう可能性はゼロじゃないはずです。
どうしてこんなことが起こってしまうかというと、その別荘が高いのか安いのかという損得勘定で購入を決めようとするからです。
でも、そう思ってしまうのも無理はありません。
私たちは「家は人生最大の買い物である」と標語をいつからか脳内に刷り込まれてるわけですから(もちろん別荘も立派な家です)。
買い物である以上、損したくない、なるべく安く買いたいと値段の多寡を考えてしまうのは当たり前の話です。
ですが、家を買うという行為は、住む場所を確保するという意味合い以上のものがありますが、それがなんだかわかりますか?
別荘購入のその先にあるもの
家を買うということは、そこに住み生活をするということ。
そして、私たちの人生は日々の生活を積み重ねることで成り立っています。
自分にとってホッと一息つける安寧の場所、家族にとっての幸せを体現できる場所、夫婦が仲睦まじく余生を心地よく過ごせる場所、それが家なんです。
なので、お金には代えられない、目に見えない大事なモノ・コトを手に入れるために家(別荘)を買わないといけません。
営業マンから「お客さんラッキーですね。実は最近掘り出し物の超優良物件が出ましてね、、」なんて言われて、買うものじゃないってことです。
決して誤解して欲しくないんですが、家を買って幸せになるという目的が明確になっていれば、そのための損得勘定は必要ですよ。
損得勘定を家購入の決め手にしてはいけないということです。
なんのために別荘を買うのか、それはどのような意味をもたらすのか、今一度考えていただければと思います。