別荘を安く建てる4つの秘策とは?見落としがちなアレにもご注意!

週末や長期休みなどに日常の忙しさから離れてリフレッシュすることができる別荘。
別荘を持っているのはお金持ちの人というイメージを持っている人も少なくないでしょう。
しかし工夫次第では別荘を安く建てることができます。
今回は別荘をできるだけ安く建てる方法を4つと別荘を長く楽しむためにかかる費用についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
別荘を安く建てる方法①デザインはシンプルに
床面積は同じでも、凹凸の多い凝ったデザインの家は当然使用する木材などが増えてしまいます。
その分の材料費が上がるので家のデザインは極力シンプルにするべきです。
ハウスメーカーによってはすでに決まった間取りやデザインなどがあり、その中から選択すれば金額を抑えることができます。
オーダーメードでデザインや間取りを考えると、設計士やデザイナーなど人件費がかかるので全体の費用が上がります。
しかし既成デザインを選択するとこれらにかかる費用を抑えることができるのです。
別荘を安く建てる方法②水回りをまとめる
キッチンやトイレ、お風呂など水を使用する設備には配管が必要です。
これらの設備を家の中にばらばらに設置してしまうと配管の長さが長くなってしまい、構造も複雑になってしまうのでコストが上がってしまいます。
別荘の安さにこだわる場合は、こうした水回りはできるだけ近くにまとめるほうがよいでしょう。
キッチンやお風呂のデザインも最低限にシンプルにするとさらに価格が抑えることができます。
別荘を安く建てる方法③2階建てにする
家族で別荘を使いたい場合、ある程度の広さが必要になってきます。
その場合、平屋にするのではなく2階建てにするほうが全体の価格を抑えることができます。
住宅を建てる際にコストが多くかかる部分は基礎と屋根です。
平屋で家族が快適に過ごせる広さを確保するとなると、基礎工事と屋根の占める面積が多くなってしまうのでその分コストが上がってしまいます。
平屋のほうが安いイメージがありますが、実は2階建てにしたほうが安く別荘を建てることができるのです。
別荘を安く建てる方法④ローカルなハウスメーカーに依頼する
名の知れたハウスメーカーは広告に多くのお金を使っています。
有名なハウスメーカーにお願いしたほうが安心する気持ちもわかりますが、別荘をできるだけ安く建てたい場合は、地元にあるローカルなハウスメーカーに依頼するべきでしょう(もちろんご紹介できますのでご安心ください)。
名前を知られていないということは、広告費をあまりかけていないということです。
広告費が少ないということは当然その分建築費や安くなります。
最近では、ネットの口コミサイトなどでローカルなハウスメーカーの情報を得ることができます。
こうした情報などを参考にしつつハウスメーカーを選択することが大切です。
建てて終わりじゃない!別荘の完成後に掛かる費用
別荘に掛かる費用は初期費用だけではありません。
近年、空き家の増加や自治体の助成金のおかげで以前より安く別荘を購入できるようになりましたが、所有には維持費がかかります。
自分の別荘にはどのくらい維持費がかかるのか事前に確認しておきましょう。
維持費①税金
普通の住居と同様に、固定資産税や場所によっては都市計画税が課されます。
また、住民票を移していなくても住民税がかかります。
固定資産税を安くするポイントについては、下記をご確認ください。

維持費②光熱費
別荘に滞在していない期間にも電気やガスの基本料金がかかります。
維持費③交通費
家を良い状態で保つためには、定期的に換気を行う必要があります。
換気をしないと湿気がこもりカビやダニの原因になってしまうためです。
別荘が遠方にある場合、別荘に通うための高速費やガソリン代がかかることになります。
場所によっては清掃管理会社に委託することができるので遠方の場合は検討してみるのもよいでしょう。
弊社でも事前にご連絡をいただければ対応させていただきます。
維持費④管理費
別荘地に別荘を建てた場合、その別荘地の管理者に共益施設管理費を支払う必要があります。
また、温泉付き別荘を建てた場合には、温泉使用料と温泉更新料がかかります。
簡易水洗トイレが別荘についている場合には、汲み取り費用も掛かります。
場所によってかかる費用が違うので事前に確認することが必要です。
まとめ
別荘=お金持ちのイメージがありますが、間取りやデザインなどを工夫することで安く建てることができます。
またどのハウスメーカーを選ぶかによっても価格が大きく変わるので慎重に検討する必要です。
しかし、別荘を安く建てることにこだわりすぎるあまり、クオリティーの低い別荘にしてしまうと、修繕費が多くなるなどかえってお金がかかってしまうことがあります。
別荘は建てて終わりではありません。
別荘でも暮らしを長く楽しむためには多くのお金がかかるので、事前に準備しておきましょう。
