ブログ

別荘管理の費用の相場とは?払わないとどうなる?自分でやるには?

別荘管理の重要性を先日の記事で述べてきまして、今回はその補足というか追記的な内容となっています。

別荘を購入し、その後別荘を適切に維持するには管理がとても大事になってくるのですが、気になるのがその費用だと思います。

ですので、本記事では別荘管理に関して、

  • どの程度の費用がかかるか?
  • 管理費用を払わないとどうなるのか?
  • 自分で別荘管理をするにはどうすればいいのか?

について詳しくみていきますので、早速チェックしていきましょう!

別荘管理費用の相場は年間30万~60万円が相場

別荘管理の費用ですが、どこの地域の別荘を買っているのか、土地の広さ・建物の大きさ・管理業務の幅によってかなり前後するので、一概に何円かかるというのは明言しにくいですが、おおよその平均値は年間30〜60万円です。

平均値ですので、この金額より安く請け負う管理会社ももちろんあります。

月1万円〜というところもあれば、逆に月に30万円前後と平均値をゆうに上回る場合もあるようです。

毎日生活している家でかかるお金もありますし、別荘でも固定費はじめ様々な費用がかかるため、管理だけにそこまでの大金は支払うのも大変だと思います。

すると、「別荘管理の契約を結んだけど高いから、契約解除したい」と考える人も出てくるのが普通です。

別荘管理契約の解除はできるのか?

別荘の管理を、定期的に自分でやるから契約を解除したい場合ですがこれは可能です。

自分で別荘を管理するという点に関しては次の項で詳しく触れていきますが、2020年の改正民法で「別荘管理の管理契約は解約はできる」とされています。

高額な管理費を請求してくるが、ろくに管理していない業者も悲しいことに少なからずいますからね。。そのための解除権というわけです。

今現在、別荘管理費用として相応の金額を支払っていて、それに見合ったサービスを受けられていないのであれば、一度管理会社に相談してみるのもアリです。

払わないとどうなる?

別荘の管理費用が高額だからといって、こちら都合で勝手に支払いを滞納することは避けましょう。

所有者の元へ請求書がきたり、場合によっては民事裁判などを起こされてしまう可能性もあります。

また、売買をした際にその分が差し引かれるということもあり得ます。

一応管理費の時効は5年とされているのでそれを越えた分は消滅していくことになりますが、契約を締結している以上は払い続ける義務がありますからね。

繰り返しになりますが、「管理費高いな、おかしいな」と感じたら管理会社に相談することを強くオススメします。

別荘管理を自分で行うことは可能なのか?

別荘を自分の手で管理するのは可能なのか?について、最後にみていきたいと思います。

結論から言うと、個人でも別荘管理は可能ですが現実的ではありません。

前回の記事でも言いましたが、管理会社の手が回っていないと様々な問題が起きてしまう可能性が高くなってしまうんですね。

個人でやると、別荘地まで行く交通費が発生しますし、何より時間がかかります。

別荘を手入れする道具の購入・運搬も必要になってきますし、近隣の人たちとコミュニケーションをとったり様々な負担が重くのし掛かってくるので、自分で別荘管理をするというのは難しいでしょう。

さらにいうと、別荘によっては、管理会社が年間で管理費を徴収し、そのお金でエリアの整備やメンテナンスを行うケースがあり、この場合ですと個人が別荘管理を行うという選択肢はなくなります。

個人で別荘管理を行う場合の必須項目

別荘管理を個人で行うのは非現実的である、ということ踏まえた上で、それでもなお『管理費をかけたくない、自分で管理する』と考えた場合は以下の三つを意識しましょう。

  1. 水回り・室内のサビ
  2. 道路・庭・屋根などの環境整備
  3. セキュリティ対策

水回りのサビ・室内の清掃

別荘管理を個人で行う場合、一番配慮すべきはサビ問題です。

特に水回りは放っておくとサビが発生して異臭の原因になったり、水道への悪影響が出てしまいます。

また、室内の換気やホコリの除去も必須項目です。

室内をいつでも快適な状態で保てるような管理が必要です。

道路・庭・屋根などの環境整備

別荘管理はなにも家の中だけではありません。

近隣の迷惑にならないようにするためにも、共用部分につながるところや庭・屋根の清掃は必要です。

雑草や枝で他の家に迷惑をかけていないかも見ておく必要がありますし、積雪のある地域では屋根の雪問題も深刻です。

管理不足が原因で誰かを怪我させてしまったりしては大変ですので、このあたりも怠らないよう定期的に実施しましょう。

セキュリティ対策

別荘管理には、セキュリティ対策にも目を光らせておく必要があります。

「所有者の目が届かない」「長期間空いている」というのは空き巣からすると格好の的になってしまいます。

管理会社を使わないとパトロールも難しいと思いますので、常時起動しているカメラを設置したり、人感のセンサーなどの搭載も検討すべきでしょう。

ゴミや不用物の不法投棄といった問題もありますが、狙われにくい家であるためにもセキュリティ対策は万全にしておく必要があります。

まとめ

別荘管理費用の相場、その費用を払わなかった場合と自分で管理を行う場合の必須項目についてみてきました。

せっかく買った(買おうと思っている)別荘です。

快適な時間を過ごすためにも、別荘の管理についてはしっかり理解し対策をしておくようにしましょう。

管理費用を出し渋った結果、大きな損失を生んでしまったという結果になることだけは避けたいものです。

関連記事一覧

最新の記事

オススメの記事