別荘で地上波テレビを見るには?視聴方法3選を徹底解説!
別荘で地上波テレビを楽しむ方法はいくつかあり、その中から自分にぴったりな選択をすることは今後の生活で重要になってきます。
一般的には、アンテナ設置、ケーブル導入、光回線、動画配信サービスの4つが主な視聴方法として挙げられます。
しかし
「どれを選べばいいのか?」
「他のコンテンツも楽しみたい場合はどうすればいいのか?」
など悩んでいる方も多いでしょう。
結論から言えるのは、地デジだけを見たい場合はアンテナ設置、コスト面で優れている上、多彩なコンテンツも楽しみたい場合はケーブルテレビ/光回線が適しています。
コストパフォーマンスだけに注目するのであれば動画配信サービスを考慮しても良いでしょう。
本記事では、別荘で理想のテレビ環境を構築する手助けとなるような情報を提供しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
別荘で地上波テレビを見る方法は3つ!
別荘で快適に地デジを楽しむためには、それを見る方法を知っておくことが不可欠です。
アンテナ設置、ケーブルテレビ・光回線、動画配信サービスといった方法があるので、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
アンテナ設置
別荘で快適に地デジを楽しむ方法一つ目は、アンテナ設置です。
皆さんは別荘の上に魚の骨のようなアンテナを見たことはありませんか?
実は魚の骨のようなアンテナは、地上波テレビのアンテナなのです。
家の屋上にアンテナを立て、そのアンテナから地上波テレビの電波を受信できるようにしています。
メリット・デメリット
アンテナを設置するメリットは、なんと言ってもそのシンプルさでしょう。
アンテナを設置するだけで、簡単に地デジを視聴できるため、ケーブルテレビや光回線の契約手続きやプランの選択など、面倒な手続きが不要ですからね。
一方、デメリットとしては、アンテナは通常建物外部に設置されるため、気象条件や周辺環境の変化によって電波の受信に影響を受けやすいという点です。
なので、別荘を建設する予定の土地の環境を、チェックすることが大切になってきます。
ケーブル(光回線)
別荘で快適に地デジを楽しむ方法二つ目は、ケーブル(光回線)です。
家の近くにある電柱から別荘へケーブルを引き込み、有線でテレビを繋ぐことで地上波テレビが見られるようになります。
電力系(西日本)やJ-COMなどのケーブルテレビ系がインターネットとセットで提供していることがほとんどです。
インターネットとセットでテレビサービスも申し込む際は、ネット・テレビ共にエリア内に入っているか確認しておきましょう。
メリット・デメリット
地上波テレビを有線で引き込むことで、天候や周辺環境などの環境要因に左右されず、安定した映像を確保できるといった点はメリットといえるでしょう。
アンテナ設置と比べて初期費用が安く済むのはメリットと言えますが、その反面月額料金が発生します。
契約時にいろいろなプランがあり、手続きに手間がかかるのもデメリットといえるでしょう。
また、解約するときに違約金がかかる場合があります。
違約金は通常、契約期間が1年未満で2万円ほど、2年未満の場合で1万円ほどといった形で契約期間の長さに応じて段階的に発生します。
以上の点を踏まえると、別荘に頻繁に行かない方やテレビをそこまで観ない方には、あまりおすすめできない方法といえますね。
動画配信サービス
別荘で快適に地デジを楽しむ方法三つ目は、動画配信サービスです。
動画配信サービスは、月額料金を支払うことでさまざまな番組や映画を制限なく視聴できるのが大きな特徴。
リアルタイムで地上波テレビを見ることはできませんが、地上波で放送されたバラエティ、ニュースなどのテレビ番組の録画は見ることができます。
「地上波テレビの録画でもかまわないよ」という方は動画配信サービスを検討してみても良いかもしれません。
メリット・デメリット
地上波テレビで放送される番組は通常、番組側のスケジュールに合わせて放送されているため、録画しない限りはその時間に合わせて視聴しなければいけません。
一方で、動画配信サービスは録画の手間が省ける他、自分の都合の良いタイミングで視聴ができます。これは大きなメリットと言えます。
仕事や子育てが忙しく、つい見逃してしまいがちな人でも自分のペースで番組を楽しむことができる便利なサービスといえるでしょう。
また、動画配信サービスで地上波テレビを見る場合、アンテナやテレビは必要ありません。
通信回線と動画を見る端末さえあればいつでもどこでも視聴可能な点が特長です。
地上波テレビの録画を動画配信サービスで視聴する際、インターネットの接続が必要なんですが、通信環境が悪い場合、動画コンテンツの再生に遅れが生じ、映像が途切れたり再生待ちが発生することがありますので、この点はデメリットと言えるでしょう。
通信環境が悪ければ、画質の低下し、なかなか動画が再生されません。
お住いの別荘地の電波状況を確認する必要がありますね。
地上波テレビの接続にかかる費用は?
地上波テレビの接続にかかる費用は下記の表の通りです。
初期費用 | 月額料金 | |
アンテナ | 5万円前後 | 0円 |
ケーブル/光回線 | 1万円~3万円前後 | 1万円前後 |
動画配信サービス | 500円~3000円前後(端末料金は除く) | 500円~3000円前後 |
初期費用はアンテナが1番高くなっていますが、毎月の料金が0円なので半年も経てば元が取れます。
一方でケーブルや光回線は初期費用が1万円から3万円程度で手頃に感じられますが、月額料金は1万円ほどになるため、全体的に見るとアンテナを利用する方が経済的だと言えます。
録画視聴でも満足できる場合、最適な選択は動画配信サービスです。
しかし、地デジ番組をリアルタイムで楽しみたい方にはアンテナの設置がおすすめと言えます。
アンテナ設置を行う際に必要なもの
まず必要なのはアンテナです。
ただし、地上波テレビとBS/CSではアンテナが異なります。
地上波テレビではUMF帯の電波を利用するため、UMFアンテナを用意しておかなければいけません。
アンテナを選ぶ際は、DHマークの付いたものを選んでおくと良いでしょう。
なお、UHFアンテナには八木式アンテナ、デザインアンテナ、室内アンテナなどさまざまな種類があります。
お住まいの地域や別荘の状態に合わせたアンテナを選びましょう。
また、地上波テレビ対応のテレビも必要です。
今使っているテレビが地上波テレビに対応していない場合は、地上波テレビ対応のテレビに買い替えるか、地上波テレビ専用のチューナーを用意しましょう。
ちなみにチューナーとは、地上波放送やCS/BS、デジタル放送などのテレビ放送をキャッチするための機器です。
地上波テレビ非対応のテレビとチューナーを接続すれば、地デジが見られるようになります。
ケーブル回線で地デジを観るときに採るべき手順
ケーブル回線で地デジを観るときには、以下の手順を参考にしてください。
- ケーブル会社と契約をする
- 会社側と工事の日程を調整する(基本的に立会い必須)
- 地上波テレビ非対応のテレビしかない場合はチューナーを用意しておく
加入できるケーブルテレビの会社は、地域によって限られています。
したがって、別荘のある地域が対応エリア内かどうかを確認し、見たい番組や地デジなどに対応しているか、必要であればインターネットサービスも確認しましょう。
加入後はケーブルを敷設するための工事が必要です。
この工事では、電柱からケーブルを引き込み、必要に応じてブースターや分配機を設置します。
テレビに関しては、地デジに対応したテレビがあれば問題ありませんが、地デジ非対応のテレビしかない場合は、専用チューナーであるSTBが必要です。
この方式によって料金が変動する可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
光回線で地デジを観るときに必要なもの
光回線を利用して地デジを視聴する場合は、光回線サービスを提供する会社と契約する必要があります。
光回線サービスの会社は、別荘のある地域だけでなく、すでに契約している携帯電話会社やフレッツ光なども視野に入れて考えることが可能です。
携帯電話会社には、光回線サービスを提供しているケースがほとんどなので、携帯電話とセットで契約するとお得になるかもしれません。
光回線で地デジを見る際は、上記の要素も踏まえて考えると良いでしょう。
動画配信サービスで地デジを観る際に必要なもの
動画配信サービスを利用して地デジを視聴する際には以下の3つが必要です。
- インターネット回線
- 動画を見る端末
- ログインアカウント
動画を視聴する端末はテレビだけでなく、スマートフォン、パソコン、iPadなどでも対応しています。
動画配信サービスを利用するには、事前にアカウント登録が必要なので済ませておきましょう。
地デジ以外のテレビを楽しみたいなら
別荘で地デジ以外のテレビ番組を楽しみたい場合や、NHK、BS/CS放送を視聴したい場合は、それぞれに対応したアンテナやケーブルを設置する必要があります。
NHKを観たい場合
別荘でNHKを観たい場合のやり方は、簡単です。
地デジ専用のアンテナを設置したり、ケーブルを引き込んだりすることで、地デジ番組と同様に視聴可能になります。
BS/CS放送を観たい場合
BS/CS放送は、BSアンテナやCSアンテナを設置することで視聴できるようになります。
ただし、BS/CS放送の一部は有料となるため、契約する際に料金体系に関しても確認しておくと良いでしょう。
J-COMなどのケーブルテレビ会社と契約することも1つの手段です。
ただし、視聴できるかどうかは契約したプランによって異なるので、詳細な内容は事前に確認が必要です。
どちらの場合も、アンテナの設置や契約については別荘がある地域や周辺環境によって異なるため、具体的な方法や料金体系については、ケーブルテレビ会社や専門業者に問い合わせると良いでしょう。
まとめ
地上波テレビを視聴する方法について詳しく解説していきました。
地上波テレビを視聴する方法は、アンテナ設置、ケーブルテレビ(光回線)、動画配信サービスがあります。
地デジを月額料金なしで楽しみたいのであればアンテナの設置がおすすめです。
地デジ以外にも番組を楽しみたいのであれば、ケーブルテレビや光回線を検討するのが良いでしょう。
録画でも良い、コスパ重視の方は動画配信サービスの利用が最適です。
ライフスタイルや好みに合わせて自分にぴったりな視聴方法を選びましょう。