なんでもシェアする時代に別荘を所有することの意義

あらゆるモノ・コトをシェアできる時代になって、生活にかかるコストは抑えようと思えばいくらでも抑えられるようになりました。
民泊のおかげで、日本のみならず世界中どこでも安価で宿泊できますし、カーシェアリングを使えば、保険料や駐車場代を払うことなく、必要な時に必要なだけ車に乗ることもできますよね。
そして、今やその存在を知らない人を探す方が難しいフリマアプリも、物品をシェアする便利で画期的なサービスの代表格として、世の中の人たちに深く浸透しています。
ここまでシェアをする文化が広まってきた背景には、人々の間に「できるだけ損をしたくない」という思いが強く働いているからです。
例えば、メルカリで本を探すと、新品同様の綺麗な商品が定価の二割引ほどで売られています。「本なんて別に書店に並んでる新品じゃなくてもいい」と考えてる人たちにとっては、かなりおトクに買い物ができます。
そして、そのようにメルカリで購入した本をまた出品して売ってしまえば、さらに幾らかのお金が懐に戻ってくるので、実質半額程度で新書を読めてしまう。
メルカリというサービスを知っている人・知らない人、利用する人と利用しない人の間で、年間支出額に大きな差が出てくるわけです。
では、書店で新品の綺麗な本を買うのは勿体ないことなのか?損をしているのか?と言えばそんなことはないですよね。
誰の手垢もついてない本が欲しいという人もいれば、一度購入した本は手放さず所有していたいという人もいるでしょう。本は、読む用と本棚の観賞用に二冊買うというツワモノだっているはずです。
新品の商品を購入するかしないかは、人それぞれの尊重すべき価値観の問題であって、そこに損得勘定を持ち込むのは野暮でしかありません。
別荘も同じです。
別荘を所有したいという人に、
そんなお金があるなら別荘を買うより日本や世界を色々と旅行する方が得だよ。
別荘の管理ってめちゃくちゃ大変だよ、遊びに行ったのに掃除して一日が終わって疲れるだけだよ。
別荘を買うと経済的にも肉体的にも疲弊するよ、損するよ。
と老婆心からか、アドバイスしてくる人はちょっと違うんじゃないかと思います。
なにが当人にとって得なのか、損なのか。なにを大事か、大切なのか、欠かせないものなのか、それぞれ考えは違って当たり前ですからね。
なんでもシェアする時代ですが、そんな時代にあっても「別荘を所有したい!」という欲はあって然るべきです。
所有することで、自分の思い通りに自由にカスタマイズできますし、そこに価値を見出すのはとても素敵なことなんじゃないでしょうか。
良いことばかりを言うつもりはありませんし、別荘を所有すると確かに面倒事も多いですが、それ以上に自分の理想を実現できることの喜びは、なににも代え難いものです。
ですから、自身の価値観を大切にして欲しいと思います。
別荘を所有して、実現したいライフスタイルを私たちにお聞かせください。
お気軽にご連絡くださいね。