北軽井沢での別荘暮らしのリアルを伝えます【気候編】

あやめヶ原は群馬県北軽井沢にあって、自然豊かな環境と排他的な地域でないことから、別荘購入希望者が年々増加傾向にあります。夏になると、有名人や著名人がこっそりとお忍びで訪れていて、まさに知る人ぞ知る避暑地です。
そう、夏はいいんですよ。当たり前ですが都心にあるビルの類は一切ないので、日差しの照り返しも、地面から立ち上がってくる熱気もさほど感じません。
平均気温は18℃〜と、朝は上着が必要なくらい涼しいんですよ。去年は30℃くらいまで気温が上がりましたが、北軽井沢は標高1,100mの高地ですから、ムシムシと湿気まじりの暑さを感じることはほとんどなく、夏はクーラー要らずで快適に過ごせます。
問題は冬です。
北軽井沢では例年12月頃から雪が降りはじめ、本格的な冬が到来します。積雪量は年々減ってきていますが、それでも10cm〜20cmくらいは積もりますし、1月や2月になれば、気温はマイナス10度を下回ることもしばしば。強い風が吹くと、思わず身を屈めてしまう凍えるような寒さに襲われます。
そして、この寒さはいつまで続くかというと4月末頃まで続きますので、雪もそのくらいの時期まで残ります。ゴールデンウィーク明けくらいから、ようやく春の暖かさを感じられるようになると考えておくのが無難です。
以上のように北軽井沢の気候をまとめると、春を感じられるのは5、6月、夏は7月、8月、秋は9〜11月で、残りの12月〜4月が全て冬という感じです。
長いんですよ冬が。。冬というか、寒さを感じる時期と言った方がいいですね。
なので、9月〜4月にかけて、北軽井沢にお越しになる際には、保温性能が高いひざ掛けや毛布、マフラーやフリース、ユニクロのヒートテックなど防寒グッズは準備しておいた方が良いです。
冬の季節にくるならを尚更で、加えて、タイツもパンツのインナーアイテムとして必須。北軽井沢では車移動が基本にはなりますが、それでもうんざりするくらい足が冷えますので、寒さ対策として履いておくのが良いでしょう。
ということなので、北軽井沢地域で別荘購入を考えているなら『断熱性』は重視すべきポイントとなります。
別荘を購入するなら断熱構造であることはマスト
断熱はその名の通り「熱を断つ」という意味なので、寒い冬の外気を感じさせなくしてくれますが、これは何も冬に限った話ではありません。夏であっても、暑さを遮ってくれますし、なにより湿気対策になるんです。
北軽井沢地域の別荘は、そのほとんどが森の中にあり、私たちが管理しているあやめヶ原別荘地も例外ではありません。
快適な夏の季節の前は、必ずジメジメとする梅雨の時期を乗り越える必要があり、この時に別荘全体を湿気に強い断熱材で覆っているか、いないかで、建物の寿命がかなり変わってきます。
「別荘はひとまず夏だけ利用する予定だし、必要ないかな」と考える方もいらっしゃるし、この記事を読んでいるあなたもそうかもしれませんが、違います。
『断熱材は冬も夏もマスト』ということを理解していただればと思います。