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その別荘、ちゃんと通える距離にありますか?

先日同業の方と「別荘って、建ててそれで完成ってわけじゃないよね」という話題で盛り上がりまして、確かにそうだなと思ったんですよね。

理想とする生活があって、それを叶えるために皆さん別荘を建てられると思うんですが、じゃあいざ別荘が完成して自分の理想が100%現実になったのか、と言ったらそんなことはないという話で。

別荘は完成して終わりじゃなくて、完成して初めて理想の生活を組み立てる土台が整うイメージですね。

お気に入りの家具を配置して夜はキャンドルに灯をともして好きな本を読んでみたり、家庭菜園で採れた野菜でスムージーを作ってみたり、ウッドデッキにハンモックを吊るして森林浴をしつつ昼寝をしてみたり、、

と、そんな都心ではなかなかできない体験をするには、当たり前ですがちゃんと別荘に訪れる必要があります。

嘘みたいな話ですが「別荘を買ったはいいものの全然行ってない、、」という方、意外と多いんですよ。

その別荘は自宅から通える距離ですか

別荘に限ったことではありませんが、家は人が住まないと不思議と朽ちていくので、しっかりと「自宅から別荘までの距離」も購入前に必ずチェックしておかなければなりません。ちゃんと通える距離にあるのか、ということですね。

別荘購入直後はよく行ってたけど、段々と忙しさを理由に別荘に向かう足取りが重くなっていき、気付けば数年行ってない、なんてことはよくありますので。。

自宅から、片道四時間も五時間もかかるような場所に別荘を構えるのは得策じゃないです。かかっても三時間以内に留めるべきだと思います。

ただでさえ人は面倒くさがりじゃないですか。週末別荘に行ってリフレッシュでもしようかなと思い立った時に、外はどしゃ降りの雨だったらそれだけで行く気が失せてしまうもので、遠方なら尚更です。

そして行ったら行ったで、別荘周囲の雑草を取り除く作業に追われたり、家の換気や清掃など、やることは想像以上に沢山あります。平日の仕事で、ドッと疲れている体にムチ打ちながら、これら作業をこなすのは結構な重労働です。

別荘を訪れる度に肉体労働をしなければならないとなったら、疲れてしまうし、ますまず別荘に行くのが億劫になりますよね。

別荘を建てたとしても距離的・時間的な制約から、飽きて行かなくなってしまっては勿体なさすぎます。

別荘建築を考える際、どんな住まい・暮らしをしたいのかを考えてみたり、小さい頃に夢見ていた生活を思い出してみたり、そうやって自分の「好き」や「理想・希望」ってなんだったんだろうと改めて振り返るのはとても大切なことです。

その時にはぜひ、現在住んでいる家から別荘までの距離も、大切な検討材料として挙げておいてくださいね。

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