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健康を意識していても行動に移せないワケ

厚労省の調査によると、明治期の平均寿命は45歳前後、昭和期は60歳前後、平成期は80歳前後と、医療の発達・進歩など諸々の事情と相まって、日本は長寿大国となっています。

令和の時代に入った現在でにおいても、男性は81歳・女性は84歳と今もなお寿命は延び続けているのは驚異的です。

長生きすることは礼讃されるべきでしょうし、私も両親にはそうあって欲しいと願っていますが、ただ長生きするだけでは少し物足りません。

『健康で』長生きして欲しいんですね。

元気に自立して過ごせる期間を長く確保して欲しいということです。

いわゆる健康寿命というやつです。

これを延ばすためには、日頃から適度な運動を行い、栄養バランスの良い食事を摂り、規則正しい生活を送ることを若い時分から心掛けなければいけない訳ですが、実践するのはそう簡単なことではありません。

というかかなり難易度が高く、ほぼ無理と言った方がいいかもしれません。

社会人になれば日々仕事に追われる生活がデフォルトなので、運動する時間なんてなかなか取れませんし、そんな時間があったらグータラしたいのが人の性じゃないですか。

野菜や果物を意識的に摂取することが大事で、肉より魚の方が体に良いと分かっていても、金曜の夜は焼肉ガンガン食べてビールで流し込みたいですよね。

そして、そのまま寝落ちして昼までベッドや布団の中でだらだら過ごしたいと思うのが正直なところだと思います。

 

人間関係のストレスに常に苛まれる現代人ですから、どこかでその憂さ晴らしをしたいと感じるものですし、少しでも楽しい毎日を送るために週末くらいはワイワイ騒ぎたいのも、かなり共感できます。

そう、みんな出来るだけ人生エンジョイしたいんですよね。

先ほど申し上げた『運動習慣』や『心身ともに健康な生活』は、楽しさよりも苦しさがどうしても際立ちます。

好きなものを食べて好き勝手に時間を過ごしたいのに、「それをやってはいけませんよ」と我慢を強いられますからね。

辛いんですよ、単純に。

「体をアクティブに動かして、口に入るものには気をつけるべきで健康第一だ」と、誰もが理解できても行動に移せないのは、楽しくないからと言ってもいいでしょう。

目先の楽(不健康)をとるか、将来の快(健康)をとるか、これは選択の問題に過ぎませんし、どちらが正解なんてものもありません。

完全に個人の自由ですが、不摂生がたたれば身体に悪影響を及ぼすことは言うまでもありませんし、生活や仕事にも支障をきたせば元も子もありません。

ストレス発散のための行動が、さらなるストレスを溜め込んでは本末転倒。

コンビニ食やジャンクフードは程々に、夜寝る前にスマホはいじらない、食後に果物を一つ食べてみる、健康寿命を延ばすために小さな一歩を踏み出すのが肝要ですね。

それと、健康を意識するために生活環境を変えてみるのもおすすめです。

インスタントな食生活をするのが勿体無いと思えるような場所に足を運んでみたり、朝早く起きて散歩したくなるような、そんな場所に出掛けてみるのもいいですよ。

北軽井沢なんか、うってつけだと思います。

緑が美しい季節になってきましたから、ぜひ来てみてくださいね。

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