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北軽井沢の森は天然の癒しスポット

北軽井沢は標高1,000m以上の高地にあるからか、冬の時期が都心に比べると長く、この記事を書いている9月現在も気温は20℃に満たず、タンスの中から長袖を引っ張り出して身に付けないと肌寒くて仕方がないといった状況です。

 

にも関わらず、これから緑が色づき始めて紅葉のシーズンが来ると、森が多い北軽井沢ではとてつもなく美しい絶景をあちこちで見ることができるので、意外と観光客やキャンパーさん達が多くいらっしゃいます。

ちなみにキャンプをやるには秋がベストらしいですよ。

夏に比べて暑くないし、虫も少ないし、人も少ないですし、なによりキャンプの醍醐味である焚き火を楽しめるのがいいですからね。

焚き火にはリラックス効果があるので、お酒やコーヒーを片手に、親しい人たちと炎を囲めば、究極の癒しを心と身体をもたらしてくれるでしょう。

そんな癒されるスポットが北軽井沢にはたくさんあります。

というか北軽井沢全体が癒しスポットと言ってもいいと思ってるんですが、それはなぜかというと先ほど申し上げた通り、森が多いからです。

森のすごいチカラ

森の中に入り、独特な心地良い香りをただただ全身に感じたり、ゆっくりと大地を踏みしめながら散策したりすることで心理的な癒し効果を得る森林浴という言葉からわかるように、焚き火同様、森には人をリラックスさせる不思議な力がありますよね。

ただ森林の効用はそれだけじゃないんです。

 

人が生きていく上で欠かせない空気を作っているのも森にある一つひとつの樹木ですし(もう忘れてしまってると思いますが、小学校の理科の授業で習った光合成というヤツです)、大気保全機能と言って、森には空気そのものをクリーンにしてくれる働きもあるんですよ。

長年喉の痛みに悩まされてきた人が、北軽井沢に住み始めて症状が改善していったという話も聞きますし、実際にお会いしたこともありますので、森が空気をキレイにするという説はあながち間違っていないのかなと思います。

 

さらに、森のすごいところは癒し効果や空気を生み出すだけに止まらず、有事の際には私たちの身を守ってくれる点も見逃せません。

例えば、大雨が降ると土石流、がけ崩れ、地すべりなど、生活に甚大な影響を及ぼす自然災害が起こる可能性が高まりますが、森があることでこれらの危険から我々を守ってくれたりもして。

というのも、木々が多く茂っている森の中の土は水を浸透させやすく、保水性にも優れてるんですね。

だから、土壌に水を多く蓄えることができる。

そして蓄えられた水は、地下水となって、少しずつではありますが再び土壌に染み出し、やがて川へと流してくれるという、そんな素敵な働きを誰に指示されたわけでもなく、森林は当たり前にしてくれています。

と、長々と話をしてしまいましたが、森のもつ繊細で強大なパワーをご理解いただけたかと思います。

 

自然豊かな環境で暮らしたい・癒されたいと考え北軽井沢の森の中に別荘を建て、そのまま移住して来てしまう方が多いのも、納得のいく話です。

人は太古の昔から土に触れ、森とともに生きてきて、現代のデジタル社会に生きる我々は、その時代に暮らしていた人たちの遺伝子は少なからず受け継いでるわけなので、自然回帰へ願望は誰しもが持っているのかもしれませんね。

本来の人間らしい生活のヒントは、きっと森の中にあるのでしょう。

人生を見つめ直すきっかけを北軽井沢で見つけてみてください。

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