60代はまだまだ若者と言われる北軽井沢

高齢者の認知症予防のための定番といえばクロスワードパズルや数独が一般的ですが、最近ではスマホの普及もあってか脳トレアプリや、オンラインゲーム(将棋・オセロ・トランプ)、eスポーツなどを楽しむシニア層も増えてますよね。
世界の高齢化率(総人口に対する65才以上の人口の比率)を見ると、日本は28.7%とデータ上世界一の高齢国家となっていて、介護問題や増え続ける認知症患者とどのように向き合っていくか、避けては通れない大きな社会問題となっていることが窺えます。
定年後のいわゆる老後期間を、いかに元気良くハツラツと生きるか、家族に迷惑をかけずに介護や認知症とは無縁で生活するにはなにを心掛ければいいのか、シニア世代はもちろんですが働き盛りの若い方たちも、将来必ず訪れる老いや衰えに対して、しっかりと準備しておく必要がありますよね。
中でもやはり健康に対する意識は強く持っておきたいところ。
1961年にアメリカの医師ハルバート・ダンが提唱した『ウェルネス(輝くように生き生きしている状態)』という概念はまさに今の時代に求められており、ウェルネスを意識すれば60才を過ぎ、70才、80才になっても彩り豊かな人生を歩めることでしょう。
最近では生涯現役で働く方も増えてます。
特に北軽井沢ではその流れが顕著だと思っていて。
70才を過ぎても準公務員として働いている方もいらっしゃいますし、農家の方は80代の方もザラです。
50代・60代はまだまだ若者扱いですからね。。

還暦を迎えても定年退職を迎えても、田舎にきて自分より一回り以上年が離れている方々が働いているのを間近でみたら「自分もまだまだ働ける、もう年だからなんて言ってられないな」と思う方も実際いまして。
その方はもう70才近い女性で、北軽井沢から車で10分ほどの応桑の森の中に別荘を構えていて、夏の間だけ住んでいるんですが、滞在中は北軽井沢にある高原野菜の直売所でアルバイトとして働いています。
長年勤めていた保険会社を退職し、『大好きな森の中に小さな別荘を建てたい』という昔からの夢を叶えた彼女は、最初は避暑目的で来ていましたが、田舎に来て驚いたのは「あなたまだ若いわね」と頻繁に言われることだったそうです。
まぁ、びっくりしますよねw
若い?
なんで??
もう足腰も弱くなってきてる70近いおばあさんだけど???
と誰でも思いますよね。都会に住んでれば特に。
でも田舎はその感覚がないので、良い意味で移住してきて価値観を破壊されたと。
老いってなんだろう?年齢ってなんだろう?と考えるいい機会になったそうで、また明け透けに「若いわね!」と言われるのもちょっと嬉しいと仰ってました。
人間繰り返し自分に対して発せられる期待の言葉に無意識的に反応し、やがて順応する生き物ですから、若い若いと言われ続ければ『あ、自分は若いんだ。なんだってやってみよう、できるできる!』となるものです。
みんなから「かわいい、かわいい」と言い続けられた女の子が本当に可愛くなって、自己肯定感が高くなるピグマリオン効果が立証されてますね。
北軽井沢はまさにウェルネスな町、セカンドライフの移住先として候補に入れてみてくださいね。