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セカンドライフの過ごし方は早めに決めておく

2013年に政府が改正した「高年齢者雇用安定法」により、働きたい意欲のある人たちは65歳まで働けるようになり、2020年には70歳まで働き続けることができるよう企業はその環境作りに努力せよという法案が可決されました。

高年齢者雇用安定法は定期的に改正されており、ゆくゆくはアメリカやイギリスのように定年という制度自体が撤廃されるかもしれませんね。

長年勤めてきた人たちが、まだまだ働きたい・会社の役に立ちたいんだと定年を迎えても労働意欲をもってくれることは会社にとって嬉しいことですし、新しく人を雇ってイチから教育し直さなければならない負担を考えると、継続雇用は大きなメリットをもたらしてくれると言えます。

一方で「もう十分に会社に尽くしてきたから、今更かもしれないけれど働き方や生き方を見直して第二の人生を歩んでみたい」と考える人も、もちろんいらっしゃいます。

北軽井沢でも、長年企業で勤めてこられた方がご夫婦で移住してきてカフェを開業されたり、地域活動やボランティアに従事したり、小さな農園を経営してみたりと、多くの方がセカンドライフを楽しんでいます。

まさに人生100年時代を謳歌していて、自分なりの生き方を見つけた皆さんの毎日はとても充実しているように思います。

 

医療の発達により健康寿命が伸びてきており、ますます元気なシニア世代が増えてますので、現役を退いたあとどのようなライフスタイルを送りたいかを考えることは、充実した余生を過ごすために重要なファクターであるのは言うまでもありません。

例えば、昔から叶えたかった夢はなんなのかを今一度考え直してみるのはどうでしょう?

  • そういえば、子どもの頃ずっと小説家や漫画家に憧れてたな、、
  • ピアノの先生になりたかったけど結局諦めてしまったな、、
  • いつか自分でデザインした家に住もうと張り切ってたな、、

などなど、人それぞれ小さな頃思い描いていた理想の未来があったはずで、それらを思い出し、少しずつでいいから当時の夢を実現させていくことが、人生にワクワク感(生きがい)をもたらしてくれるはずです。

「そうそう、ずっとこんなことがしてみたかったんだよ」と大人になった今では、案外簡単にできるかもしれません。

過去の自分のためにも、ぜひ小さい頃の夢を叶えてあげてください。

ただそうは言っても、年齢は60代に差し掛かり体力や気力の衰えを感じざるを得ないと思います。

まぁこれは当たり前の話ですよね。

昨日までできたことが急にできなくなることも可能性としてはゼロじゃありませんし、色々と失っていくことばかりに目がいきがちですが、その年になったからこそ得られるものだって必ずあります。

間違いなく若い頃より人に寛容になって、「自分一人で生きてるわけじゃない、多くの人に助けられて自分があるんだ」と考えられるようになるので、なにかと周りの人に好かれる長老のような存在になったり、、

年を取ることも悪くないはずですし、私はそう信じています(じゃないと年を取るのが怖くて仕方ないですw)。

仕事の第一線から退き、子どもたちも独立した後の20年〜30年という長い自由時間をどのように過ごすのか。

まだ若い今のうちからセカンドライフのプランニングを考えておくことが大事ですよ。

どのように年を重ねていくのか、カッコよくスマートな老後を楽しく過ごせると良いですね。

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