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“別荘・空き家をあげます”ってどういうこと?その実情に迫ってみた!

「避暑地に自分の別荘を持つ」

「セカンドハウスで休暇を過ごす」

なんてことを言うのは憧れますが、そんなことはお金持ちの特権だと考える方が大半だと思います。

でもちょっと待ってください。

もし別荘が0円で手に入るとしたらどうでしょう??

ご家族で仲間内で夏休みは自分の別荘で過ごすことをイメージしたら、結構夢が広がってきませんか?

ただ、そんなにうまい話があるのか、と言う話ですが、先に結論からお伝えすると0円で別荘を手に入れることは可能です。

もちろん諸経費は同時にかかってきますが、建物自体は0円でも手に入る時代です。

時代の変遷に併せて個人個人のニーズが多様化してきた時代ならでは、という感じもしますが、”別荘や空き家をあげます”という謳い文句や情報は意外と多いんですね。

ということで今回は”別荘・空き家をあげます”ということについて深堀していきたいと思います!

今セカンドハウスを検討中の方、夢の別荘生活をしてみたい方は必見の内容です。

上手に進められれば大幅なコストカットをして別荘を手に入れられるかもしれませんよ。

注意点なども記載していくので、ぜひ最後までご覧ください!

オイシイ話の裏側もしっかり知った上で判断の材料にしていただければと思います。

「別荘・空き家をタダであげます」ってホントなの!?

冒頭でも述べた通り、別荘や空き家が0円で出されていることって結構あるんですね。

なぜ別荘や空き家をタダでくれるのかというと、オーナーが『もうこの物件手放したい!』と思ってるからに他なりません。

家を所有するということは、メンテナンス費用がかかるということです。

別荘の場合は特に、普段住む家と別に家を持つということなので、水道光熱費などが、通常住んでいる家と合わせてダブルでかかってきます。

加えて、別荘や空き家には、しょっちゅう赴くわけではないので1年を通して利用回数がそこまで多くなることはありません。

つまり、放置期間が長くなってしまうと。

すると、別荘付近には雑草が生い茂り、害虫・害獣の住処になる可能性があり、良好な住環境を保つのは難しくなってくるので、定期的に立ち寄って清掃する必要性が出てくるわけですね。

別荘を持つのは、素敵なことですがこういった事情が発生するため、オーナーが「0円でもいいから誰かもらってほしい!」と思うのは、なんとなく理解できると思います。

例えば『みんなの0円物件』という不動産の無償譲渡のマッチングサイトがあります。

こういったサイトからすぐに0円物件は探し出すことができます。

0円物件・格安物件のカラクリ

「タダほど怖いものはない」とはよく言ったもので、格安の物件にはそれなりの理由があることがほとんどです。

例えば綺麗にメンテナンスもされて、すぐに別の人が住めるような環境なのであれば多少値がついているはずですし、それでも売れることが多いでしょう。

0円ということはしばらく放置されて清掃はもちろん必要でしょうし、損傷・腐敗している部分などもあるかもしれません。

この場合はリフォームなどが必要だったりと、「0円」にはそれなりの理由が含まれている場合がほとんどです

ただ、この点をしっかり理解し、自分で一部補修を行ったり清掃を行ったりすれば、格安で手に入れられることは間違いありません。

DIY好きの人や、とにかく初期費用を抑えたいという場合にはもってこいの選択肢だと思います!

別荘や空き家をタダもしくは格安で手に入れる際の注意点

別荘や空き家を、タダもしくは格安で手に入れる際の注意点を次にみていきます。

ここを事前に理解していないと、あなたもせっかく取得した別荘をタダで手放したくなってしまうかもしれません。

事前の準備でこのような事態は避けられるので、要チェックです!

実際は0円ではない!?

序論で述べた通り、建物自体は0円で出されていることは多いです。

しかしながら、この物件を所有する段階で様々な諸経費が発生します。

0円ということは、タダで人にあげる=贈与になるので、贈与税が発生するわけです。

土地を0円で贈与された場合でも、土地の評価額に基づいて贈与税が計算されます。評価額は路線価や倍率方式などによって算出され、土地の実際の市場価値に近似した額が用いられます​​。

特例として、例えば父母や祖父母から住宅取得資金として贈与を受ける場合、最大3,000万円までの贈与税が非課税になる制度もあります。

このように、贈与税の負担を軽減するための様々な制度が用意されていますが、土地の直接贈与に関しても同様の非課税措置が適用されるケースがありますので、贈与前に専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

その他、登記の費用、名義変更料、不動産の取得税などもかかってくるので、0円で物件を入手できたとしても諸費用は必ずかかってきます。

かかってくる料金全てをしっかり把握・計算して、もらう・購入することが割に合うかの判断をするようにしましょう。

状態を確認する!

初期費用の確認ができたら、家の状態確認を忘れないように行いましょう。

というのも先ほど述べたように0円物件は、状態があまりよくないケースが多いですから。

あまりにも家の状態が悪ければ、リフォーム費用だけで1,000万近くかかってしまう物件もチラホラあります。というかそれくらいかかるのが定石です。

もちろん格安物件の状態もピンキリなので、まずは状態確認をして、おおよそのリフォーム費用を見積もっておくといいでしょう。

管理費の確認も!

別荘や空き家を取得するときには、住み始めてからのことも考えておきましょう。

ガス代や水道代など、日々のランニングコストをしっかり確認するということです。

  • どれくらいの頻度で利用するのか
  • その維持費が生活を圧迫しないか

この辺りはあらかじめ考えておかないと、「思ったより維持コストがかさむな〜」ということになりかねませんからね。

利用目的を明確に!

別荘や空き家を購入して、余暇を過ごしたり、2拠点生活をしてみたりするのは、本当に夢のような話ですが、なぜ購入を検討しているのかを明確にしておくこともまた重要です。

  • 余暇を過ごすために本当に別荘が必要なのか?
  • その都度良い旅館やホテルを宿泊先として旅行をすればそれで事足りるのではないか?

こういった選択肢も考慮した結果、やはり別荘やセカンドハウスが欲しいとなっているのであれば、それは迷わず購入を進めましょう!!

まとめ

『別荘・空き家をあげます』ということについて、解説してきました。

別荘や空き家をタダ、もしくは格安で譲り受けられたらラッキーだと思います。

今回の記事ではあえて注意点の方を多めに記載しておきましたが、それは譲り受けた後に「やっぱり後悔した・・・」となってほしくなかったからです。

ただ私個人的には別荘を持ってみたいと思いますし、家族や大切な仲間内だけで特別な時間を過ごしたりすることは憧れなので賛成です。

皆さんも素敵なセカンドハウス生活を送ってください!

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