ブログ

田舎暮らしという理想を現実にするために必要なステップ

夏ですね〜。

今年は北軽井沢でも30度超えの日が続いていますが、それでも日陰に入ると抜ける風が気持ち良く、朝晩はとっても涼しいです。

先日、北軽井沢を訪れた方と話す機会があったんですね。

東京の板橋にお住いの高齢の夫婦の方で、北軽井沢にほど近い嬬恋エリアに夏の間だけ別荘を借りているそうで。

「東京なんて住めたもんじゃないよ〜、こっちは涼しくていいね」と、嬉しそうに話されていて、なんだかこちらまで嬉しくなったのを覚えています。

ただ、このように「東京を抜け出して、田舎で短期間の間だけ暮らす」という決断は誰でもできるものじゃないですよね。みなさん各々事情や制約があって、それら全てのハードルを乗り越えて、田舎暮らしを現実にするには並大抵じゃない。

生き方にあった暮らしできてますか?

「自分のライフスタイル・生き方にあった暮らしができたらいい」と誰しも思いますよね。

例えば、アウトドアが好きで自然に囲まれた生活を送りたい人は、緑豊かな郊外の一軒家が理想的な住まいになるかもしれませんし、都会の便利さと活気を重視する人にとっては、都市中心部のマンションが適しているでしょう。

趣味や仕事の仕方によっても暮らしは変わりますよね。

リモートワークが多く、自宅での作業環境を重視するのなら、静かで広めの部屋が必要ですが、頻繁に外出し、家は寝るための場所と考えるのならば、コンパクトで機能的なワンルームが適しています。

さらに、家族構成やライフステージも重要な要素です。

子育て中のファミリー世帯には、学校に近い場所が魅力的だと思います。一方、退職後のゆったりとした生活を送りたい夫婦にとっては、自然環境が豊かで静かな地域の平屋が理想的かもしれません。

と、このように『各人の生き方にあった住まい』は、個々のニーズやライフスタイルに応じた住環境を選ぶことを意味しています。

そのためには、自分自身の生活の優先順位を明確にし、それに基づいて住まいを選ぶことが大切です。

【まずはこれだけ!】自分の生活の優先順位を考えてみる

自分の生き方にあった暮らしを実現するためには、いくつかのステップを踏むことが重要です。

まず、自分の生活の優先順位を明確にすることが必要です。

、、といっても、難しいし面倒!と思う方も少なくないと思います。

そんな人は、ご自身の日常生活を振り返ってみてください。

そしてその中で、仕事、家庭、健康、趣味など、日々の活動や関心事をリストアップし、どの活動にどれだけの時間とエネルギーを費やしているかを把握してみる。

まずはこれだけやってみてください。簡単でしょうから。例えば、下記のような感じですね。

ステップ1: 日常生活の振り返り

活動 時間・エネルギー配分
仕事 週40時間
家族との時間 週10時間
健康維持(スポーツ) 週5時間
趣味(ガーデニング) 週3時間
学習(スキル習得) 週2時間

最初は、上記だけでOKですのでぜひ振り返りをお願い致します。

慣れてきたら、以下の章を読み進めていってみてください。

ステップで実践する田舎暮らしまでの道

いわゆる “振り返り” が終わって、まだ余力があるようでしたら、次にそれぞれの活動が自分にとってどれだけ重要かを考えます。

例えば、仕事が生活の中心であり、収入を得るために必要不可欠だと感じる場合、その重要度は高いと評価します。

一方で、趣味のスポーツも健康維持やストレス解消にとって重要かもしれません。家族との時間もまた、精神的な満足感を得るために欠かせない要素です。

これらの評価を元に、自分にとって何が最も大切かを明確にします。

仕事のキャリアアップが最優先であれば、関連するスキルの習得やネットワーキングに時間を割くべきですし、家庭や健康が最優先であれば、それに見合った時間の使い方や生活習慣を取り入れるってことですね。

ステップ2: 活動の重要度評価

活動 重要度 理由
仕事 収入を得るために必要
家族との時間 精神的満足と絆の強化
健康維持(スポーツ) 健康維持とストレス解消
趣味(ガーデニング) リフレッシュと楽しみ
学習(スキル習得) キャリアアップのため

ステップ3: 最も大切なことを明確にする

活動 優先順位 優先する理由
仕事 1 キャリアアップを目指す
家族との時間 2 精神的満足と家族の絆
健康維持(スポーツ) 3 健康維持とストレス解消
学習(スキル習得) 4 仕事のキャリアアップに直結
趣味(ガーデニング) 5 リフレッシュのため

 

次に、自分の理想とする暮らしに必要なリソースを具体的に把握することもやってみましょう。

自然に囲まれた生活を望むのであれば、地方への移住を検討し、そこでの生活費や仕事の機会を調査します。これにより、現実的なプランが立てやすくなります。

なお、現状から大きく離れた理想を持つ場合、小さなステップから始めることが効果的です。

例えば、都会に住んでいても自然を感じたい場合、まずは週末に自然を楽しむ活動を取り入れることで、自分のライフスタイルに少しずつ変化を加えていくことができます。

また、リモートワークを利用して住む場所の制約を減らすことや、シェアハウスやコミュニティライフを通じて理想の暮らしを実現することも考えられます。こうしたアイディアを試すことで、新たな視点や可能性が広がります。

最終的に、自分の理想の暮らしを実現するためには、リスクを恐れずに新しい挑戦を受け入れる勇気が必要です。自分の価値観や目標に忠実であることが、長期的には最も満足度の高い生活をもたらすでしょう。

生活の中で何が本当に重要かを見極め、それに向けて積極的に行動することで、自分に合った暮らしを実現していけるはずです。

ステップ4: 長期的な目標設定

長期目標 必要なステップ 現在の優先事項
5年後に自然に囲まれた生活 資金計画、リモートワークの導入、農業スキルの学習 貯蓄の増加、リモートワークの検討、週末の農業体験

ステップ5: 優先順位の見直し

評価項目 見直しの頻度 具体的な見直し内容
生活全般の振り返り 半年ごと 現在の優先順位が自分の価値観や目標に合っているか確認し、必要に応じて調整
長期目標の進捗 年に一度 5年後の目標に対してどれだけ進んでいるか評価し、計画の修正

まとめ

田舎暮らしを現実のものにするために必要なことを具体的にみてきました。

見返してみると、やはり大変な労力がかかると思います。

ですが、えいやと勢いだけで田舎暮らしを始めたりすると、本当に後悔することになるでしょう。後悔する確率が高いです。

今回の記事を参考に、ステップ式で「田舎暮らしを実現する」を考えてみていただければ!

関連記事一覧

最新の記事

オススメの記事