別荘のNHK受信料を半額にできる!「家族割引」の方法を紹介

「別荘にもテレビを置きたいんだけど、NHKの受信料は払わないといけないの?」
自宅でNHKの受信料を支払っているなら、別荘の受信料は支払わなくても良いのでは……そう考える人は多いのではないでしょうか?
先に結論を言ってしまうと、自宅分のNHK受信料を支払っていても、別荘にテレビを設置する場合は、受信料を支払わなければいけません。
ですが、別荘での受信料が半額にできる制度があることをご存じでしょうか?
もしも制度を利用しない場合、一年で最大10,000円以上も過払いしてしまうかもしれません。
本記事では、別荘でのNHK受信料を半額にできる「家族割引」の紹介と、割引を受けるための手続き内容を紹介しています。
受信料を支払わなかった場合に起こることも解説していますので、最後まで読んでみてくださいね。
目次
受信料が50%オフになる家族割引を受けるための条件
別荘のNHK受信料は、NHKの放送を受信できるテレビを設置している世帯であれば、必ず払わなければいけません。
そのため、自宅と別荘それぞれにテレビを設置している場合は、2軒分の受信料を支払う必要があります。
しかし、一定の条件を満たした場合、別荘側の受信料を半額にできる制度が「家族割引」です。
「家族割引」を受けるために必要な要件は、下記の通りです。
要約すると、、
|
ですね。
自宅と別荘の世帯主が同一人物(=あなた)であり、あなたが2軒分の受信料を支払っている場合は、家族割引の要件を満たします。
ですが、あなたの子供があなたの別荘において、個別に受信料を支払っている(=同一生計でない)場合は「家族割引」の対象になりません。
あくまでも「同一生計(世帯で得た収入を用いて生活費など、必要なお金を全て支払っている状態)」でなければ「家族割引」の対象にならない点に注意してください。
一年で最大10,883円割引に!家族割引はどれだけお得?
別荘のNHK受信料に、家族割引を適用した場合、いくらぐらいお得になるのでしょうか?
結論から言うと、衛星放送を含んだ契約の場合は、一年間で最大10,883円の割引が受けられます。
通常のNHK受信料は下図の通りです。
引用元:NHK受信料の窓口
地上波放送のみ受信する場合は、年額で6,138円の割引になりますが、それでも大きな金額ですよね。
「家族割引」は別荘を所有する人なら、全員にメリットがあります。
要件を満たしている場合は、必ず「家族割引」を利用してくださいね。
NHK受信料を半額にできる家族割引の手続き方法
別荘のNHK受信料を半額にできる家族割引を受けるためには、郵送で手続きを行う必要があります。
その際、同一生計であることを証明出来る書類が必要です。
【必要書類の例】
- 登記簿謄本
- 別荘の賃貸契約書
- 固定資産税納税証明書
上記書類と、家族割引の申込書を郵送することで、手続きを行えます。
申込書は公式サイトから印刷できますが、自宅にプリンターがない場合は、申込書を郵送してもらうことも可能です。
その他の注意事項に関しては、公式サイトの内容を参照してみてくださいね。
NHK受信料を支払わないとどうなる?
NHK受信料の支払いに関しては、放送法の第64条にて「NHKの放送を見る・見ないに関わらず、放送が受信できる機器が世帯にある場合は受信料を支払わなければならない(要約)」と規定されています。
もしもNHK受信料の支払いを行わなかった場合、下記いずれかの方法で受信料を請求される可能性があります。
- 割増金の請求
- 延滞分の利息請求
- 裁判による財産差押え
いずれの場合も事前連絡(督促状など)があります。
「ある日突然裁判を起こされる」といったことはありませんので安心してください。
ですが、NHKから郵便物が届いた際は、必ず内容を確認しておきましょう。
まとめ
別荘のNHK受信料を半額にできる家族割引についてみてきました。
NHK受信料は、テレビを設置している世帯であれば、必ず支払わなければいけません。
ですが、自宅ほど利用しない別荘の受信料も支払わなければならない……となると、少しでも安く済ませたいですよね。
NHKでは「家族割引」を実施していますので、別荘でのNHK受信料を半額にできます。
難しい条件もなく、郵送で申し込みをするだけで、最大10,883円もの割引が受けられます。
あなたが割引の要件を満たしているなら、今すぐ申し込みをしてくださいね。