群馬県に移住しよう!群馬で人気な市町村3選!
結婚、子育て、転勤、一人暮らし…。
人生の大きな決断をしたとき、誰しもそうですが住みなれた土地を離れ、新たな場所で生活をスタートをきる必要があります。
実家から少し離れた隣町や市に住むという人もいれば、一度も行ったことのない県外に住む選択をする人もいるでしょう。
私も一人暮らしを始めることを決意したときは、不安と期待で胸がいっぱいでした。。
自分一人で暮らしていけるのかという不安と、新しい場所で多くの人たちと出会える期待でドキドキワクワクしたものです。
そんな中で一番大変だったのが、ズバリ住む場所を決めること。
最近は、都心より地方に移住した方がQOLが上がるのではないか?と考える方が多く、中でも群馬県が移住先として人気が急上昇中です。
が、群馬県といってもなかなかに広く、移住したいけど、住みやすい場所はどこなんだろう?と疑問に思う方がいると思います。
今回は群馬県が移住先として人気が高い理由、移住する場所として人気な市町村を3カ所ご紹介します。
目次
47都道府県中、群馬県は移住希望先ランキングで第二位!
2024年の3月1日に「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」が、毎年行われる「移住希望地ランキング」の最新ランキングを発表しました。
これによると、2023年に9位だった「群馬県」が急上昇し、2位にランキング入りしました。
その理由としては、20代〜40代の子育て・働き世代の人気が高いからです。
子育て・働き世代が、群馬県を移住先に希望したのは
- 地震が少ない
- 生活費・養育費が安い
- 都心から遠すぎない
ことが理由です。
この3つについて詳しく解説します。
関東甲信越の中で最も地震が少ない
群馬県の特徴は自然災害が少ないことです。
中でも、関東甲信越でもっとも地震が少ないというメリットがあります。
気象庁は、1923年1月〜2013年3月末日までの90年に起きた地震の回数の統計データを出したんですが、群馬県で震度4以上の揺れを観測したのは、この期間中わずか50回!
関東近県12都県の中で1番地震の回数が少ない結果となりました。
これは、群馬県周辺の各種岩盤と火山の噴火で積もった火山灰が、平坦な土地を多く作ったからです。
国土交通省の国土数値情報をもとに「地盤ネットホールディングス株式会社」が行った『47都道府県「いい地盤ランキング」』で群馬県は、2位にランキング入りをしています。
また
- 水害、土砂災害による死者数が全国で、もっとも低い
- 日照時間が長く、水や森林といった自然も豊か
なのも群馬県へ移住したくなる大きな理由です。
自然災害が少なく、自然に恵まれている、人の住みやすい環境の県と言えます。
物価が安く、医療費は0円!
群馬県は47都道府県中2番目に物価が安い県です。
群馬県は、食料と住居にかかる費用が少なく、2022年の総務省統計局の消費者物価地域差指数によれば、群馬県は「食料」の分野で、物価が特に安いんですね。
なぜ物価が安いのかというと、県内で野菜や肉などを作り、流通させているからなんです。
例えば、2020年のデータをみると、
- 野菜出荷量が47都道府県中6位
- 生乳生産量が47都道府県中5位
- 養豚の飼養頭数が47都道府県中4位
- 肉牛の飼養頭数が47都道府県中11位
で、他県や海外からの輸入にあまり頼っていないので、物流にかかる費用分安くなっているのではないかと考えています。
また住居にかかる費用は…
- 住宅家賃は¥34,690と都道府県中4番目に低く、東京都の1/2
- 土地つき注文住宅の購入資金は¥3702.1万と47都道府県中9番目に低い
と安く、さらに、群馬県では中学卒業まで子どもの医療費が無料です。
子どもはちょっとしたことで具合が悪くなったり、病気になりやすいので、非常に助かりますね。
一般的に健康保険の自己負担割合は、
- 小学校に上がる前の未就学児(0〜6歳)は医療費の2割
- それ以降(6歳〜)は医療費の3割
で、保護者の方としては、子どもが病気になっても医療費が0円というのは、ありがたい話です。
さらに、2024年現在、医療費無料の範囲を高校生までに拡大する予定となっています。
群馬県は東京都と比べて生活・子育てをする際にお金がかかりにくく、生活がしやすいので移住希望先の県として、ランクアップしたのではないかと思います!
都心へのアクセスが良好
皆さん、地方への移住というと都心へのアクセスが気になるのではないかと思います。
東京へ出かけなければならない時、「群馬県から、どれくらいかかるのだろう?」と思いますよね。
例として高崎駅から東京駅までにかかる時間をお伝えします。
手段 | おおよその所要時間 |
関越自動車道 | 60分(1時間) |
上越・北陸新幹線 | 50分 |
電車 | 135分(2時間15分) |
住む場所にもよりますが、早ければ1時間以内、長くても2時間前後で都心に行けて、便利ですよ。
群馬県に移住するならここだ!人気の市町村3選!
それでは群馬県へ移住するとしたら、どこに住むのがよいのでしょうか?
群馬県で住心地のよい市町村は
- 高崎市
- 前橋市
- 群馬郡吉岡町
です。
それぞれの特徴を解説します。
群馬県の顔!商業で栄えた高崎市
群馬県の移住先の人気おすすめ都市一つ目は、高崎市です。
高崎市は
- 北端に位置する
- 古い時代から交通の要衝で、商業で栄えた
- 上陸・北陸新幹線、関越・北関東自動車道と東京と日本海を結ぶ
- 拠点都市として発展を続けている
ところです。
住んだときのメリットは
- 閑静な住宅地
- 駅前に商業施設、飲食店、映画館、コンビニ、公園が充実している
- 大学があるのでバスの交通の便がよい
- お店や公園に駐車場が多くある
- 子育て支援サービスが充実している
という点です。
県庁所在地として有名な前橋市
群馬県の移住先の人気おすすめ都市二つ目は、前橋市です。
前橋市は
- 中南部に位置する
- 県庁所在地
- 自動車保有率が47都道府県中で1位
- 交通利便性が高い
ところです。
住んだときのメリットは
- ショッピングモールのある市街地で都会の、自然豊かな山間部で田舎の雰囲気を味わえる
- バスの交通の便がよく、坂が少ないのでサイクリングを楽しめる
- 大型ショッピングモール、銀行、飲食店、公園が充実している
- 無料駐車場が多くある
- 医療機関・子育て支援サービスが充実している
という点です。
自然豊か、榛名山を拝める吉岡町
群馬県の移住先の人気おすすめ都市最後は、吉岡町です。
群馬郡吉岡町は
- 中央に位置する
- 榛名山や利根川といった自然が豊か
- 上も大橋、吉岡バイパスといった幹線道路網が整備され、交通利便性が向上
- 大型店舗が進出し、人口増加が続いている
ところです。
住んだときのメリットは
- 閑静な住宅地
- 関越自動車道でがあって長距離移動が便利
- 大型ショッピングモール、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターコンビニが充実している
- 車を運転してどこでも行ける
- 自然が多くあり子育て世代におすすめ
という点です。
魅力たっぷりの群馬県に住もう
群馬県が移住しやすく人気であるよ、ということをお伝えしてきました。
群馬県が移住先として人気がある理由は
- 地震を始めとした自然災害が少ない
- 食費や住居費が安く、医療費が0円
- 都心にもアクセスしやすい
からです。
2023年度に、群馬県へ移住した人は1,324人と過去最多です。
これは
- 人口密度の低さ
- 自然が豊富なのに自然災害が少ない
- 昨今の都心近郊の物価高の上昇
- 都心での待機児童数の多さ
- 住居・子育て問題
- テレワークで都心部以外でも働ける
ことが背景にあります。
都会の喧騒から離れた自然豊かな群馬県なら、自然災害やお金の心配をせずに、のびのびと子どもを育てられる環境を手に入れられますよ。
これを機に、あなたも群馬県で新しい生活を始めてみませんか?お待ちしております!