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移住体験施設ってなに!?知ってお得な情報まとめ!

セカンドライフを過ごす際に地方へ移住する人は多いものです。

定年を迎えのんびり次の生活を楽しむために、移住先を探す人にとって心強い制度(?)があります。

それが「移住体験施設」です。

どこか地方に移住したいなぁ〜となんとなくネットで調べてみると、良さそうな地はいくらでも見つかりますが、実際の暮らしぶりなどは分かりませんよね?

その土地の雰囲気や、風土が自分に合うかどうかというのは、実際に住んでみないと分からなかったりするものです。

いざ移住してみたはいいけど、全然想定と違ったりする場合もあるでしょう。

そこでこの移住体験施設が活躍します。

今回は移住体験を行っている具体的な施設や実際にかかる費用や手続き、また移住体験中に何をして過ごすべきなのかなどをまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

移住体験施設とは

移住体験施設とは、都市部から地方への移住を検討している人々が、実際にその地域での生活を短期間体験できる施設です。

これらの施設は、移住希望者が地域の環境や生活スタイルを理解し、自分たちがその地域に適応できるかどうかを判断するための機会を提供します。

移住体験施設には以下のような特徴があります:

  1. 宿泊施設:短期から中期までの滞在が可能な宿泊施設が提供されます。
  2. 地域体験プログラム:農業体験、地元のイベント参加、地域住民との交流など、実際の生活を体験できるプログラムが用意されています。
  3. サポートサービス:移住に関する情報提供や相談サービスが行われ、移住希望者が必要な情報やサポートを得られるようになっています。
  4. インフラの整備:快適な生活ができるように、インターネットや交通手段などのインフラが整っています。

これにより、移住希望者は地域の魅力を実際に体感し、移住を決断するための具体的な判断材料を得ることができるということですね。

移住体験施設はどこにある?

では早速具体的に移住体験施設を探す方法をみていきましょう!

方法はいくつかありますが、状況によって自分に合った探し方を選択しましょう。例えば以下の通り。

①移住先がまだ決まっていない場合

②希望の移住先がある程度固まっている場合

それぞれ解説します。

移住先がまだ決まってない場合

移住先を探してはいるものの、まだ具体的な場所の目処が立っていない場合は、まとめサイトからの比較がおすすめです!

今の時代はインターネット検索がとても便利なので、『移住体験施設』と検索すると、おすすめの移住体験ができるサイトがいくつも出てきます。

「SMOUT」や「LIFULL」といったまとめサイトが比較しやすかったので、まずは移住体験施設の概要を掴むためにはこういったものでみてみるといいかもしれません!

それぞれリンクを以下に記載しておきます。

「SMOUT」

https://smout.jp/

「LIFULL」

https://local.lifull.jp/localmatch/

全国各地の魅力的な移住体験を行っている場所を見ることができますし、どんな土地なのか、どういったアクティビティが充実しているのか、どのような食べ物が美味しいのかなど、見ているだけでワクワクするような情報がたくさん記載されています。

こういったもので自分の移住先の候補を探していくのが良いでしょう。

希望の移住先がある程度固まっている場合

一方で、既に「移住先としてここに住んでみたい!」というのが決まっている場合は、上述のような調べ方ではなく、

『移住体験施設 ◯◯市』

のような具合で、直接その市が移住体験を行っているかを調べるのが早いでしょう。

移住体験施設は基本的に各自治体や企業が運営しているので、希望の市区町村のHPなどをまずは確認してみて、どのような取り組みを行っているのかを知っておきましょう。

インターネットで分かりにくかったら市役所などへの電話での問い合わせもいいと思います。

最近では、移住にとても前向きで色々な支援をしている自治体も増えてきているので、どのような取り組みがあるかリサーチするのははとても重要です。

事前に調べておくようにしましょう!

移住体験施設にかかる費用や日数

ここまでで移住体験施設の探し方はご理解頂けたかと思いますので、次に具体的な手続きなどについてみていきましょう。

まずは希望の自治体へ電話やメールで、移住体験施設を申し込みたい旨を伝えましょう。

申請書などを提出し、いつから体験するのかなどを記載して事前予約は完了です。

その後、鍵の受け渡しをしてもらい、実際の移住体験が始まります。

費用については自治体ごとにそれぞれで、安いところでは無料で実施しているところもあります。

無料で体験できるのは、移住の受け入れに積極的でありがたい自治体ですよね。

ただ有料のところも基本的には2~3000円/泊ぐらいの、格安で利用することが可能です。

移住体験施設を設けている自治体は、純粋にセカンドライフの場として検討してほしいという気持ちが強いため、利用者に親身になってくれているところがほとんどです。

また、この移住体験はどの程度の期間利用できるものなのでしょうか?

この点についても自治体ごとにバラバラで、1日2日といった短期の利用から1ヶ月単位から契約をするマンスリーで利用するところもあります。

大方その土地の理解があって移住先としてほぼ決めている場合は、数日の利用で感覚を確かめる程度で良いと思いますが、全く初めての知らない土地への移住を検討されている場合は、最低でも1週間以上は体験した方が良いと思います。

コミュニティの活動などについてはある程度滞在することでわかってくることもあるためです。

事前に希望の自治体が何日のプログラムを組んでいるのかを確認しておきましょう!

移住体験中の必須確認事項

では最後に、いざ移住体験が決まって生活が始まった時に意識しておいた方が良いポイントについてまとめておきます。

実際に移住することを考えていると思うので、比較検討の際に迷わずジャッジができるようにするためにも以下のポイントを確認しておきましょう!

コミュニティの充実度

移住先でまず大事になるのが、定期的に町民と交流をしたりする機会があるかどうかです。

せっかくの移住先で家でじっとしているのももったいないですし、移住受け入れが多い地域は、自然豊かなエリアであることも多いです。

そこで雄大な自然と街の住民との交流をはかれる機会が多いことは、さらに人生を豊かにしてくれます。

掲示板などでイベントなどの情報のチェックは忘れずにしておきましょう。

住まいの相談ができるか

移住体験を終え、実際にその地域に移住を決めた場合の住まいを相談できるかどうか、も重要なポイントです。

空き家バンクなどで実際に住む家を斡旋してくれたりと、移住に前向きな自治体は市が行ってくれていたりします。

家賃などの予算の相談も気軽にできるので、こういった支援があるか確認することが大事です。

医療制度の確認

人間誰しも高齢になると、通院や病院の利用頻度が上がるケースが多いです。

なので、移住を検討している地域が、どの程度医療制度や医療機関が充実しているのかも、大事なポイントになるでしょう。

また病院までのアクセスも重要で、せっかく良い医療機関が合っても遠すぎては行きにくいです。

それこそ移住支援をしている地域によっては、病院通院の際の交通手段を手配してくれたり、一部費用を負担してくれたりする地域もあります。

最近では移住者の拡大と少子高齢化の加速によって、地方にも大型の医療機関ができてきているので、この辺りもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

移住体験施設を上手に活用できると、実際に移り住んだ先での現実とイメージのギャップを埋められて、とても効率的です。

ぜひ希望の自治体へ、移住体験の申し込みをしてみてくださいね!

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