北軽井沢の別荘なら誰でも手が届きやすいという話
別荘はもともと、政治家や財閥、華族などのいわゆるエスタブリッシュメント(特権階級・支配層)が、余暇を楽しむために日本各地に開拓していったのが始まりだったそうです。
そのためか『別荘はお金持ちだけしか買えない』とか『余裕のある人だけが持てる特別なものだ』という言説は、世間一般の共通認識として根強く存在していると感じています。
確かに別荘は高いです。都心からのアクセスが良く、自然環境が豊かな場所では特に高い。
定番の人気リゾート地の軽井沢には億を超える別荘がわんさかありますし、そうでなくても土地代込みで予算は数千万をみておいた方が無難でしょう。
例えば、軽井沢地区で一番人気の旧軽井沢エリアに別荘を建てようとするならば、坪単価は60万円にもなり、さらに条例の規定により土地は1,000平米(およそ300坪)から購入しなければならないので、土地代だけでも一億を超えてきます。
軽井沢駅より少し離れた中軽井沢のエリアであっても、坪単価は平均して10万円ほど。ですので、これでも3,000万はかかってくる計算になります。
さらに、軽井沢はご存知の通り押しも押されぬ人気の別荘地ということもあって、需要に対して供給が追いついていない現状があります。お得な物件はないこともないですが、市場に出る前に売れてしまうこともしばしば。。
今回は軽井沢を引き合いに別荘の価格を考えてみましたが、近年の日本人の所得からするとやはり高いと思います。
日常にかかってくる生活費は勿論のこと、人によっては、家のローンや諸々の保険料・子どもの教育費・祖父母の介護費、などそれぞれ環境や事情は違えど、「別荘購入なんて夢のまた夢、無理に決まってる」という意見が大半でしょう。
となるとやはり、都心からのアクセスが良く、自然環境が豊かな場所にある別荘を買うというのは、どこか自分とは全く関係のない遠い国の裕福な人の話なのでしょうか?
決してそんなことはないと思います。
背伸びせず身の丈にあった、庶民にも手が届くお手頃な価格帯の物件もまたわんさかあるんですよ。
北軽井沢の別荘はかなりお買い得
その物件は、軽井沢から車で40分ほどの北軽井沢という地区に多くあります。
北軽井沢は、長野県にある軽井沢と異なり、群馬県に位置するため、先ほど申し上げた別荘建築にかかる条例の縛りを受けないことが大きな特徴です。
この特徴は、「軽井沢近辺に別荘を建てたいんだけど、土地は正直1,000平米も要らないんだよな」と、コンパクトな別荘を建てたい方にとって嬉しい情報だと思います。
気になる土地の坪単価がおおよそ5千円〜2万円で、軽井沢の中でも比較的安い中軽井沢エリアの坪単価の五分の一という価格は、笑ってしまうほどの驚異的な安さ。
物件の価格帯も安いものですと100万円からありますし、探せばさらに安価なものも(相当な修繕が必要ですが)。
なので、土地代込みで500万〜1,000万を予算としてみておけば、十分に綺麗で住み心地の良い別荘が手に入ると考えておいて頂ければと思います。
だいぶ手が届きやすい価格帯になりますよね。普段の生活の支出を見直し、保険を変えてみたり、数年単位で浪費を抑えて貯蓄に回すことで、現実的な購入が考えられるのではないでしょうか。
下記の記事にも書きましたが、軽井沢ブランドやステータスにこだわらず、
- 自分一人の時間を楽しみたい
- 静かな環境で過ごしたい
- 森に囲まれた生活をしてみたい
- 不便だけど自然と触れ合いたい
と考えてる方にとって北軽井沢は、この上ない素晴らしい場所であることは間違いありません。
別荘はもはや、一部のお金持ちが余暇を楽しむために購入するものではありません。ごく一般的な普通のサラリーマンであっても手に入る『自分だけの城』です。
あなたはどんな城を建てたいですか?
ご自身の理想の人生を思い描くときに、北軽井沢での別荘生活が候補に上がることを願っています。