「損しない別荘ライフ」を始めたいあなたへ

北軽井沢はようやく雪のシーズンが終わり、少しずつ春めいてきました。
桜はまだまだ先ですけどね。
さて今回はよくある相談の一つを記事にしていきます。
それは『別荘を損せず手に入れたい』というもの。
別荘に足を運べないときは民泊などを活用しつつ収益を出していく(=損せず)考えは合理的ですし、最近はそういう形で別荘を手に入れてる方、本当に増えてます。
「別荘を持つ=無駄・浪費」という時代じゃなくなってきてますからね。
別荘の理想の使い方を決めよう
たとえば、観光地やリゾートエリアで民泊運用が可能なエリアに購入すれば、収益を得ながら自分たちでも使える、“持ち家兼セカンド収入源”として成立します。
ポイントは「場所選び」と「管理の仕組みづくり」。
人気エリアなのに、意外と価格が手頃な物件もありますし、最近は“購入前提の宿泊体験”ができる物件もあるので、まずはお試しで泊まってみるのもアリです。
管理についても、「自分でやるのはちょっと…」という方には、我々のような別荘管理会社が全部お手伝いできます。
清掃から予約管理までワンストップで対応していて、オーナー様はアプリで稼働状況を見るだけ、というスタイルが主流になりつつありますね。
あと、民泊といっても、ずっと他人に貸すわけではないので、「年に何回か自分たちも使える」という自由さも大事ですよね。
予約ブロックを入れておけば、お盆や年末年始に家族で使うことだってできます。
一度、「自分たちがどんな使い方をしたいか」「どのくらいの期間運用に回せるか」っていうイメージを一緒に整理してみると、ぐっと現実的になりますよ。
北軽井沢はどうなの?
ちなみに北軽井沢は自然が豊かで静かだし、それでいてちょっと車を走らせれば中軽井沢・軽井沢にもアクセスしやすい。観光地としても安定した需要があるので、民泊運用にも向いてますよ。
あと、長野県側の軽井沢と比べると、群馬県側の北軽井沢って土地価格が比較的手頃なのが魅力です。
これ、けっこう穴場ポイント。
土地広めの物件も多くて、ログハウス風の別荘や平屋の物件もありますからね。
空気もおいしいし、夏は避暑地として最高、冬はちょっと寒いけど薪ストーブが似合う家なんて、もう理想的すぎます。
民泊としても、軽井沢本体より“ちょっと外してる”ことで逆に静かさやコスパを求める旅行者に人気があるんですよ。
最近はテレワーク需要やワーケーションで長期滞在する人も増えていて、「1週間ステイしたい」って人もいます。
なので、稼働が不安…っていう心配はあまりないですね。特にちゃんとプロが運営すれば、収支はかなり現実的になります。
ただ、気をつけたいのが“用途地域”と“民泊可否”。
北軽井沢はエリアによってはそもそも短期貸しができないとか、管理規約でNGっていう別荘地もあるんです。
ここは物件ごとにしっかりチェックする必要があります。
北軽井沢で朝コーヒー飲みながら森を眺める生活、最高だと思います!
賢い別荘運用
では、どうすれば“損しないで別荘をゲットできるか”、具体的にお話しますね。
まず、最大のポイントは「立地 × 民泊運用の可否」。
この掛け算がうまくいけば、使ってない時に貸して収益を出しながら、自分でも好きなときに使える、という二刀流のスタイルができます。
先ほども申し上げた通り、北軽井沢の場合、エリアによっては旅館業や簡易宿所の許可が取れない地域もあるんです。
だから最初に“貸していい場所かどうか”をしっかり見極める。これは本当に超重要。
そこを間違えると、後から「え、貸せないじゃん…」ってなるので、ここは絶対プロと動いた方がいいところです。
それから、物件価格だけじゃなく「初期コスト全体」で判断するのも大事です。
リノベが必要な物件だと安く買えてもトータルコストが上がるし、逆に最初からある程度整ってる物件だと運用までが早くてキャッシュフローも回りやすい。
物件選びの時に、「リフォーム費用も含めて、いつから貸し出せるか・どれくらいで回収できそうか」までシミュレーションすると、損する可能性はグッと下がります。
もう一つ現実的な戦略として、“自分の与信を活かしてローンを組み、運用益で返済していく”という形もアリです。
別荘の場合、住宅ローンじゃなくてセカンドハウス用ローンや不動産担保ローンになるので、金利や条件は異なりますが、事業用としても見れるので通しやすい場合もあります。
また、そもそも「民泊運用中に自分で使えないのでは?」という疑問や不安はよくあるんですけど、これは勘違いなんですね。
自分の好きなタイミングで“ブロック”かけておけば、その期間はしっかり家族で使えるんです。
夏休みと年末年始だけ自分たちが利用して、それ以外は運用、ってスタイルも全然アリ。
極論、「完全な黒字」を目指さなくても、“自分で別荘を持ちながら、維持費の大半を運用益でカバーできる”んです。
自分名義の資産にもなるし、いずれは売却もできる。
そこまで見越して、「売りやすい物件」を選ぶことも“損しない”ためには超重要です。
将来手放す可能性も含めて、出口戦略まで見据えておくのがプロ目線の考え方。
損しないって、要は“ちゃんと目的と収支のバランスを取る”ことなんですよね。
楽しむために買って、維持費を他人に払ってもらって、最後は資産として残す。これ、うまくいくと本当に最高のライフスタイルになりますよ。
自分たちのイメージを明確に!
ただ、いきなり「買うかどうか決める」じゃなくて、まずは“判断軸”を持っておくことが大事です。
そうすれば物件を見てもブレないし、「これだ!」ってピンと来た時に迷わず動けますからね。
まだ購入段階ではないけれども「別荘ほしいかも、、」と考えが出てきた時点で決めておくといいポイント、いくつかお伝えしますね。
まずは、「自分たちの使い方のイメージ」を軽くでもいいから描いておいてください。
- 年に何回くらい自分たちで行きたいか
- いつの季節に使いたいか
- 誰と行く?家族?友達?
これを考えることで、間取りや広さ、必要な設備がだいぶ見えてきます。
小さな1LDKでも満足できるのか、それとも家族でゆったり過ごせる広さが必要なのか。
あと、冬に行きたいなら断熱性能とか暖房設備が大事になってくるし、夏メインなら自然重視でOKだったりします。
次に、「運用をどこまでやるか」のスタンスも考えておくといいですね。
完全に自分で管理したいのか、それともプロに丸投げしたいのか、あるいは中間くらいでやりたいのか。
これが決まると、管理費の計算もしやすいし、物件選びの段階で「管理が入ってる別荘地にするか、独立物件にするか」っていう方向性も決まってきます。
あと、「初期予算と、ローンで組んでもいい金額の上限」もなんとなくでいいからイメージしておくと◎。
たとえば、「自己資金で200万円くらいなら出せそう」とか「月々○万円くらいまでならローンOK」とか。
それがわかると、紹介できる物件のレンジもぐっと絞れてきますし、シミュレーションも具体的に出せます。
最後にひとつ大事なのは、「どうして別荘が欲しいのか」っていう自分のモチベーションを確認しておくこと。
“癒しの場所が欲しい”でもいいし、“自分名義の資産を持ちたい”でも、“子どもと自然体験をしたい”でもなんでもいいんです。
それがちゃんと見えてると、物件選びも納得感のあるものになるし、買ったあとも「やっぱり買ってよかった」って思いやすいですからね。
決めなきゃいけないことって意外と少なくて、逆に“決めないでいいこと”はプロに任せてOK。
自分たちがどんな別荘ライフをしたいか、そのイメージをふわっとでも描いておく。それが第一歩です。
タイミング的にも、春から初夏にかけては物件の動きが活発になる時期なので、今のうちに方向性だけ決めておくと、チャンスを逃さずに済みますよ。
いつでも物件情報やシミュレーション出せるので、気が向いたら声かけてくださいね。