別荘の困りごと『屋根・外壁』を語っていく

別荘は言わずもがなですが、普段頻繁に行くことはあまりないので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。
特に忘れがち、というか見落としがちなのが屋根と外壁です。
この二つは、ちょっとしたダメージが放置されやすく気づいた時には手遅れになりがりなので、違和感を覚えたら早めに補修するようにしましょう!
屋根は一番ダメージを受けやすい
屋根は、普段は見えないから気づきにくいけど、実は一番ダメージを受けやすい部分なんです。
台風や強風が吹いたときに瓦やスレートがズレたり、落ち葉が詰まって雨どいが機能しなくなったり、雪が積もって重みで屋根が歪んだり…っていうのは、よくあるトラブルです。
住んでる家だったら、トラブルに気付きやすいかもしれませんが、別荘だと何ヶ月も放置されて、その間に被害がどんどん進行してることが多いんですね。
実際にあったケースで、「久しぶりに別荘に行ったら天井にシミができてて、気になって調べたら、屋根の一部が強風でズレてて、そこから雨水がじわじわ浸入してた」って話があります。
しかも、これが厄介なのは「見た目には気づかないレベルで進行してる」こと。
雨水が天井裏や壁の中に浸透すると、カビが発生したり、木材が腐ったり、最悪の場合は家の構造自体がダメージを受けることがあって、そうなると、屋根の修理だけじゃ済まなくて、天井や壁の補修まで必要になって、修理費が何十万円〜100万円単位になることもあるんです。
また、屋根と同じくらい重要なのが外壁。
見た目がキレイでも、実は 「ヒビが入ってる」「塗装が剥がれて防水機能が落ちてる」「コーキング(目地のシーリング)が劣化して隙間ができてる」 なんてことはよくありますからね。
こういうのを放置すると、そこから雨水が入り込んで、壁の中でカビや腐食が進行… というパターンが大いにあるので危険です。外壁の塗装の劣化もチェックは必須です!
具体的にどこをチェックすべきか?
では具体的にどこをチェックすればいいのか?という話ですが、正直、自分で全部確認するのは難しいと思います。
屋根は脚立を使って登るのは危険ですし、万が一落ちたら大事故になる可能性もあります。
素人が確認するのは難しいですし、外壁のヒビも細かいものは素人目には気づきにくい。
なので、安全のためにもプロに点検を依頼するのがベストですよ。
概ね、以下の項目を中心にチェックしてくれるので安心ですね。
- 屋根のズレ・割れ・劣化チェック → 瓦やスレートがズレてないか?割れてないか?コケやカビが生えてないか?
- 雨どいの詰まり・破損チェック → 落ち葉やゴミが詰まってないか?水がちゃんと流れてるか?割れたり歪んだりしてないか?
- 外壁のヒビ・塗装剥がれチェック → 細かいヒビが入ってないか?塗装が剥がれてないか?触ると白い粉がつく(チョーキング現象)が出てないか?
- シーリング(コーキング)の劣化チェック → ひび割れてたり、隙間ができてないか?ゴムみたいな弾力がなくなってカチカチになってないか?
外壁などは、自分で見ても「うーん、まだ大丈夫でしょ」って思ってしまうことが多いですけど、実際には「ちょっとしたヒビ」が大きなトラブルの入り口になってることが多いんです。
プロに点検してもらうと、「このヒビは今すぐ補修したほうがいい」とか「あと数年は問題ないけど、早めに塗装したほうがいい」 と、アドバイスしてもらえます。
もちろん業者選びに不安もあると思います。その際は弊社で信頼のある業者さんをご紹介できますので、気軽にお問い合わせください。
まとめ
「別荘だから、屋根も外壁もちょっとぐらい劣化しててもしょうがない」と放置していると本当に危険です。
繰り返しになりますが、定期的な点検と早めのメンテナンスが重要になってきます。
プロの点検を受けておけば、「どのタイミングで補修が必要か」が事前に分かるから、余裕を持って計画的にメンテナンスできるし、修理費用を最小限に抑えられる。
別荘は「気持ちよく過ごすための場所」だから、「いざ来てみたら雨漏りで最悪…」なんてことにならないように、しっかりメンテナンスしておきましょう!