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高齢者の移住を歓迎している地域とその具体的な支援について徹底解説!

高齢者の移住を歓迎してくれている地域を知りたい人は多いと思います。

日本は過去に類を見ないほどの少子高齢化が進んでいますからね。

内閣府が出しているデータによると、現時点で後期高齢者の割合は総人口の28.4%と言われており、今後まだまだこの割合は上がっていく見通しです。

これだけ聞くと暗い話題のように聞こえますが、この動きに合わせて高齢者の移住を歓迎している地方も出てきています!

この現状は一朝一夕で変えられるものではないので、いかに高齢者の方は住み良い環境で暮らし、かつ働ける世代は仕事に打ち込める環境を整えていくことを考えていく方が建設的でしょう。

そこで今回は高齢者の方の移住を歓迎している地域をまとめるとともに、具体的な支援、ポイントなどをまとめていきますので、最後までご覧ください!

高齢者の移住を歓迎している地域5選!

高齢者の移住を歓迎している地域は以下の五つです。

  1. 北海道伊達市
  2. 長野県佐久市
  3. 栃木県小山市
  4. 兵庫県淡路市
  5. 福岡県宗像市

順にみていきましょう。

北海道伊達市

高齢者の移住を歓迎している地域一つ目は、北海道伊達市です。

北海道はセカンドライフ先としても有名ですが、その中でも伊達市は、有珠山という山が近くにあり、また街の南側には海が広がっており自然が豊かなため、心穏やかに過ごすことが可能です。

北海道で一番の問題点は気温の低さにありますが、伊達市は「北の湘南」とも呼ばれており、他の市に比べて冬も比較的温暖であることが知られています。

降雪量が少ないのも、高齢者の方にとっては嬉しいポイントでしょう。

高齢者の方が安心して暮らせる賃貸物件の充実化や、ドアトゥドアでの会員制の相乗りのタクシー制度の導入により通常のタクシーより低価格で移動が可能になったりなど、高齢者の方が安心して過ごせる環境作りが進んでいるため、大人気の移住先の一つなんですよ。

長野県佐久市

高齢者の移住を歓迎している地域二つ目は、長野県佐久市です。

佐久市も伊達市同様、北には浅間連峰、南西には八ヶ岳と山々に囲まれた自然豊かな街であり景観の良さがポイントです。

四季折々のイベントも盛りだくさんで、春の桜から冬のスキーまで、アクティビティが充実しているのも趣味を楽しむという点でおすすめです。

都心部へのアクセスの良さも人気で、佐久平駅〜東京駅を北陸新幹線が75分程度で繋いでいるため、親族が都心で勤務している場合でもすぐに移動することが可能です。

また佐久市は医療制度が充実しており、地域医療の先進エリアとしても有名です。

移住補助金制度の導入や空き家バンクによる賃貸斡旋など、移住のための施策が手厚いため、2021~2022年の長野県の人口増加率は堂々の一位です。

栃木県小山市

高齢者の移住を歓迎している地域三つ目は、栃木県小山市です。

小山市は佐久市同様、新幹線の停車駅であることから都内へのアクセスの良さが魅力的です。

都内までは最短40分程度で行くことができるのは嬉しいですよね。

なお、移住先を選ぶ際に、そこがどのような街で、どのような人が住んでいるのか気になりますよね。

小山市は「おやま暮らし妄想ガイド」というサービスを導入しており、検討にあたって実際に市内を巡るガイドをしてもらうことが可能です。

これにより移住してみたもののイメージと全く違ったということは避けられますし、自分の肌感覚で合う合わないを判断できます。

また住宅取得にあたっての補助金制度なども整っていることに加え、奉仕活動や高齢者の方のクラブなどもあり生き生きと生活をしていくことができるのではないでしょうか。

兵庫県淡路市

高齢者の移住を歓迎している地域四つ目は、兵庫県淡路市です。

淡路市は海や山の恵みを十分に受け、温泉も楽しめ、かつ大阪や神戸からもほど近いところにある移住先として、人気のエリアです。

食べ物が新鮮であることや温暖な気候であるというのは、暮らしを進めていく中でとても大事になってくるのではないでしょうか。

淡路市は、シニア支援事業として、外出支援を行っているというのも大きなポイントになります。

月4回まで、低価格でリフト付き車両で自宅と医療機関を繋いでくれるサービスがあるのは、自分で移動が難しい方にとってはありがたい制度です。

また「いきいき100歳体操」や「高齢者向け健康教室」など、世代を超えて交流して一緒に活動できる取り組みも、いつまでも元気で過ごすために良い試みであると思います。

福岡県宗像市

高齢者の移住を歓迎している地域最後は、福岡県宗像市です。

佐久市や小山市同様、宗像市も博多や小倉へJRで30分程度という中心地へのアクセスの良さがあり、海や川・森など自然も豊かなので、暮らしやすさや子育て世帯に人気のエリアです。

宗像市は、空き家バンクなどもあるため安全な住環境も整っていますし、コミュニティバスなども充実しているため、移動の際に困ることは少ないでしょう。

またGPS機器の付与し、行方不明になってしまった時にすぐに場所を特定できる、「徘徊高齢者等位置検索サービス」もあるため、一人暮らしの場合や子ども世帯と別の場合などでも、安心して過ごしてもらえるサービスが充実しています

移住先を選ぶ際のポイント三つ

最後に、移住先を選ぶ際のポイントもまとめておきますので、目を通してみてください。

移住者への支援体制が整っているか

先ほど挙げた五つの市は、空き家バンクや移住先の下見ができたり見学のガイドをしてくれるなど、移住の受け入れを積極的に支援してくれるサービスが充実しています。

いざ移住しようとなった時に、全て自分たちで行うのは骨が折れますし、イメージと違ってはせっかくのセカンドライフが楽しめません。

移住の支援体制が整っている自治体はかなり多くありますから、「支援体制がどうなっているか」を外さずにおさえておきましょう。

公共交通機関の充実度

都会でも田舎でも、移動手段としてバスやタクシーが主になると思いますが、この充実度もまた重要です。

行きたいところに行けないストレスというのはとても大きいですし、いくつになっても外にでて色々な経験をするというのは大切なことですよね。

伊達市の相乗りタクシーなどがいい例で、そこから交流ができたり、安価で目的地まで移動できるというのは外せないポイントでしょう。

医療の充実

最後に絶対に外せないのは、やはり医療が充実しているか?です。

やはり高齢者になると医療機関の受診の頻度も当然増えてくるでしょうし、定期的に利用する人が多くなります。

そもそもの受け入れ数が少なかったり、大きな怪我や病気を患ってしまった場合に、市内では対応ができないようではせっかくの移住も台無しですし、場合によっては命に関わってしまう危険性も出てきます。

先述の佐久市は地域医療先進エリアとしても有名で、長野県は長寿人口が多い県としても名高いです。

安心して過ごすためにもこの点はしっかり事前に確認をしておきましょう。

あやめヶ原は高齢者に優しいのか?

あやめヶ原の住所は嬬恋村になりますので、嬬恋村が実施している高齢者向けの福祉サービスが参考になります。

村内の温泉施設にいつでも100円で入れたり、乗り合い送迎サービス(一回につき200円)があったりと、なかなかの充実具合だと思います。

ぜひ一度、足をお運びください!

まとめ

高齢者の移住を歓迎している地域は多くなってきており、各自治体ごとに独自の取り組みやサービスを展開しています。

自分にあった場所を選ぶことで、安心してかつ楽しく生活を送れるようになるので、事前準備をしっかりして最高の場所を見つけてください!!

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